先週にてついに完結(全16巻)となった講談社の仮面ライダーOfficial Mook『仮面ライダー平成』。前回の記事で“昭和”編も刊行されるなんて速報についても記載しましたが、創刊は来年だそうです。ただ、嬉しいのは、以前の再版ではなく、BLACK、RX、真+ZO+Jも網羅するという点…って、RX以降は実は“平成”なんですけどね…。
それはさておき、本日語るのはVol.7“仮面ライダーカブト”です。昆虫の王道といえば、やっぱりカブト虫ですよね!はい、まさに王道ライダーでした。とはいえ、「バッタはいつ出る?」というのにも注目しちゃったことは否めないんだけどね…。 まさか、ZECTのホサレ組(元仮面ライダーザビー組)が地獄兄弟として、キックホッパー&パンチホッパーになるなんて、思ってもみなかったよなぁ…。
(このバッタ組は除きますけど)マスクドライダーシステムとして二段変身があるというのにまずは注目しました。そう、オールドファンの多くは ♪サ〜ナ〜ギマンから〜イナ〜ズマン(by 子門真人) と歌っていたに違いない(?)。
第一形態=マスクドフォームから第二形態=ライダーフォームとなって本領発揮という展開。カブトだけでなく、ガタック(クワガタ)もザビー(蜂)もドレイク(トンボ)もサソード(蠍)も2つのフォームを持っている…ということで、何よりソフビ集めが忙しかったなぁ…。
スペシャルインタビューは、弓削智久。静岡県内ではセッシャー1としてお馴染みですが、それよりも個人的には吾郎ちゃん(仮面ライダー龍騎の第3のライダーゾルダ=北岡弁護士が絶大な信頼を寄せていた)の印象が最も強かったのですが、しっかりそこにも触れてくれております。
そうかぁ、カブトではZECT幹部・三島、そして、鎧武ではフルーツパーラーのマスター・阪東とすっかりライダーシリーズの名脇役になりましたね=三者三様(放送時期もそれぞれ離れているしね)の良い味出してました!「きっといつかは仮面ライダーに」ってな話にはなりませんでした(冗談でも良いから語って欲しかったけど…)。
それにしても、この作品はコメディ色が結構強かったよなぁ…。カブト=天道の「おばあちゃんが言っていた」もそうですけど、個人的に特に笑わせてもらったのは、サソードに変身する神代剣。イギリスの名門貴族の末裔(と自分では思っている)ので、上から目線でショミ〜ン(庶民)とか、ラ・メ〜ン(ラーメン)とか、使わずにはいられなかったなぁ…。