
BGとしては、創立以来4年半の歴史の中で、初めて“コンクール”と名の付くものにチャレンジしたことになります。まぁ、昨年もこの芸術祭に出演したものの、全国大会と被ってオープン参加の部にエントリーすることになってますので…。演奏曲は@多田武彦『蛇祭り行進』 A松下耕『うつくしいもの』の2曲。
デッドなホールなだけに、昨年一般の部で参加できていたら、おそらく今年はパスしていただろう…というくらい、響かないホール。まぁ、それでも芸術祭賞を受賞した団体(自分が聞いた中ではダントツ一位だと思った)はBGと人数はそんなに変わらないけど、十分に客席に声は届いていたので、「少人数には不利」というのは単なる言い訳にしかならないかもしれません…。

ということで、結果を述べれば入賞できませんでした。まぁ、録音を聞いてもBGらしさは出しきれてないし(もちろん所々は出てましたけどね)、楽しく歌うがモットーな団としてはある意味中途半端になってしまったかもしれません。でも、刺激にはなったと思います。今後の方向性を考えるきっかけにもなったしね。もちろん、今後も「楽しく練習する」方針は変えませんが、演奏の精度をあげることも個人的には取り組みたい課題です。
そして、もう一団体=ヴォア・ヴェール。男声陣はBG兼の人が(以前よりは減ったものの)多かったりします。そんなわけで兼務で熱出して欠席がBariだったり…。演奏曲は@魚路恭子編曲『夕べ夢を見た』 Aパレストリーナ『Missa Papae Marcelli』より“Kyrie”の2曲で、欠席の連絡を受け、急遽Aに指揮者が中に入ってBariを歌うことになったのでした。
いや、Aばかりに気をとられてますが、@にもdiv.があって、そこ誰もいなくなっちゃいますよ(実はこっちの曲の方が重要だった)…。ということで、もう一人の指揮者IさんがdivのところだけBariへとコンバートすることとなりました。もうこの地点でやっつけ感ありありだった気がします…初演だというのになぁ…。
そんなこともあって、VVも(2年連続で)賞漏れ。VVは芸術祭には毎年出演してますんで、来年以降もおそらく出演すると思いますが、焼津陣営の勢い(招待演奏=昨年&一昨年の芸術祭賞団体も焼津なら、今年も焼津)を止める日は果たしてくるのでしょうか(「VVで!」とは言わ(え?)ないまでも浜松の合唱団の奮起に期待したい…いや、もちろん合唱祭気分も大切にしつつね…って、結局中途半端だなぁ…)。
