で、先週から練習開始となったのが、木下牧子『おんがく』。今までのIさん傾向では先に楽譜が渡されて、予習期間を設けてからいざ練習へ…といったパターンでしたが、この曲に関しては、まぁ、先週が指揮者一人練習で時間に余裕があったこともあるかと思いますが(もしくは「勉強してきて」とか言っても予習No文化な人達が多いことにそろそろ諦めを感じてきたのか?

木下牧子曲に限定されたことではないですが、やはり主旋律が音楽を引っ張ってくれると、他パートも歌っていて楽しいのですが、昨日は引っ張るにも引っ張りようがない(=Sop不在)。そんなわけで、AltからなんちゃってSopしている状況でした。
なお、昨日のBassは二人。私以外のもう一人が横で歌っていると「自信のある部分とない部分でfとpを使い分けているのでは?」とか感じてしまうお方。それが指揮者に伝わると連帯責任で指摘されることが常なのが合唱の辛いところですが、昨日は完全に個別指導となっていたのが嬉しかった。
「しっかり歌ってくれる人がいるんだから、そこに歩みよって」という言い方をしてくれたことでホッとした。もちろん、発声的な問題もあるけど、彼のピッチは常に低めなので、合唱講習会でもBassが揃ってないのを指摘されて「揃えようがない(苦笑)」というのが正直なところだったので…。

後半、Oさん練習。こちらも新曲登場。というか、Sopがいないので急遽新曲に切り替えたのかな?Chris Artley『Agnus Dei』という曲。昨年開催された“第1回日本国際合唱作曲コンクール”の第3位に入賞した作品で、(1〜3位までが)パナムジカより楽譜出版されております。
1位も2位もイタリアの作曲家ですが、Artleyはニュージーランド。そんなわけで、「“東へ”ステージに使える」と考えたようです…って、ちょっと待て、ニュージーランドって“東”なのか?まぁ、地球は丸いので「どこを基準に」とか考えなければ、別に間違ったことではないけど、個人的には、○スポ新聞のように 東への後ろに“?”をつけてくれれば、聞きに来るお客さんも納得してくれると思うのですが、いかがでしょ?