

手にして思ったのは、「いつもより薄めじゃないか?」ということ。ページ数を確認してみると約740ページでしたので、「気のせい」ということになります(失礼しました)。では、何が足りないかといえば、今月は別冊付録ゲッサンmini(新人さん達の読切集)が付いていないのがそう感じさせたのかと…。
で、その代わりの付録となったのが、あだち充×満田拓也の合作『MIX』×『MAJOR 2nd』のコラボイラスト クリアファイル。野球漫画つながりということでしょうけど、満田拓也はゲッサン作家じゃないのが個人的には残念なところ(どっちかというと週刊側の付録としての方がふさわしいかもしれないなぁ…)。
有名漫画家2人のクリアファイルが7名位の新人達の190ページと対等ということだと、新人さん達ちょっと気の毒な気も…えっ、そんな風に天秤にかけてるのは私だけ? あっ、門司雪(原作:バンダイナムコエンターテインメント)『アイドルマスターミリオンライブ!』のアナザーVer.ブックカバーも付録なので、それを加えて天秤にかけるべきかな…って、おい!

それはさておき、表紙&巻頭カラーを飾っているのが、石井あゆみ『信長協奏曲』。何しろ、今月23日に(実写版の)映画公開が控えてますからね。信長役の小栗旬のスペシャルインタビューも掲載されて、ついこないだまで3ヶ月も休載していたことも忘れさせてくれる盛り上がりっぷり…あっ、忘れてたらそんなこと書かないかぁ…。

今月からの新連載というべきか、“本格連載”となったのが、笹乃さい『味噌汁でカンパイ!』。昨年短期集中連載で好評だったようで、今月から改めて連載となりました。それを記念して単行本まで発売されて、あくまでも6杯目=6話として“再開”したと書いた方がゲッサン読者的にはピンとくる感じです。
ちなみに、今月の休載は2作品。島崎結太『だって小山くんが艶い。』と小川麻衣子『ひとりぼっちの地球侵略』。こちらはどちらも予告付きですんで、今月は予定通り(?)でした。とりあえず、島本和彦『アオイホノオ』が戻ってきてホッとしてます…。
