2016年06月28日

魔戒烈伝終幕

静岡県内では放送がないため、埼玉の実家にこっそり録画予約を残してきている『牙狼〈GARO〉-魔戒烈伝-』。GW以降の録画は無駄になってしまいました。はい、以降はYou○ubeにて視聴させていただきました。〜最近は便利になったものです。このアップが違法かどうかについては疑問ですけどね…(全話アップされているということは許可得てるのかな?)。

牙狼10周年を記念した、歴代作品に登場したさまざまなキャラクターがオムニバス形式で描かれていくオールスター作品。魔界騎士(特に女性)が中心となった各話の主人公。一番の注目は初代ガロの冴島鋼牙役である小西遼生(旧芸名(本名):小西 大樹)が登場するかどうか…というのは私に限らず、多くの(“にわか”ではない)ガロファンがそうだったんじゃないかと思います。

祝10周年のオフィシャルブック“牙狼ぴあ”の最初のインタビューにも登場して、「僕もいずれはまた『牙狼』の世界に帰ってこられれば…と思っています。それまで「信じて待ってろ!」」といった力強いコメントも寄せており、期待は高まっていましたが、その期待は裏切られることなく、最終回(12話)にて、見事な復活を果たしてくれました。うん、満足です!

そして、そこでも「必ず戻る」と(気絶している烈火に向けて)残していきましたが、これは視聴者へのメッセージだったようにも取れました。ただ、さすがに小西氏も老けましたね…。もう主役ヒーローが務まる年齢からは卒業なのかもしれませんね(?)。それでも、今回のように一瞬で倒しちゃう強さがあれば、困った時のピンチヒッター(ゲスト出演)としては十分いけるんじゃないかと…(役得?)。

それにしても、烈火(演:松山メアリ)は最初と中(8話前半)とラストに登場する活躍ぶり(ついでにエンディングで“魔戒歌劇団”で歌ってたし)。登場するのは当然にしても、ここまで彼女にスポットを当てる理由は正直わからなかった。リアン(演:南里美希)との時空を超えた共演はいかにも最終回らしかったけどね。

ソリが合わずに戦いを始めるのはよくあるパターンにしても、その理由が上下関係を決めるためというのは正直どうでも良い戦いでした。視聴者から女魔戒法師No.1決定戦を希望する声でも寄せられたんですかね? とりあえず、深夜番組としての視聴者サービスということにしておきます。そんなわけで、敵=ザジ登場で「遊びはここまで」というセリフに妙に納得してしまった私でした…。
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2016年06月27日

意志を継ぎ 繋ぐ者たち

90rider.jpg講談社シリーズMOOK『仮面ライダー昭和』も今月の刊行にて完結しました。前にも書きましたが、『KODANSHA Official File Magazine 仮面ライダー』をかつてコレクトしていた私にとっては、また集めなおすのも悔しい(?)ので、かつては発売されなかった3冊分のみを予定通り購入することとなりました。

で、今月上旬に発売されたのが、“真・仮面ライダー 序章、仮面ライダーZO、仮面ライダーJ”という3人のライダーを1冊にまとめたもの。ちなみに、いわゆる90年代ライダーであり、どう考えても“平成”ライダーのはずなんですが、世間的にはクウガ以降を(かつては“ミレニアムライダー”と呼んでいたはずなのに)平成ライダーとしているため、最も日の目を見ることのないライダー達となります…。

まぁ、どれもTVシリーズではなく、オリジナルビデオor劇場版の単発作品なので、深掘りしにくいことも否めないからなぁ…。3人一組ではありますが、こうして刊行してくれたことを感謝すべきかもしれませんね。

真・仮面ライダー 序章”は(昨日記事にした)アマゾンズと同様に「これぞ、異色作!」という、オリジナルビデオだからこそチャレンジできた作品でしょう。ビジュアル的にもグロさ満載(当時、ソフビ売り場で「何これ?」みたいな発言を何度か耳にした)で、シン=風祭真を演じた石川真もスペシャルインタビューで語っていますが、“恋人とのラブシーン”なんぞもある大人向けのドラマでした。

で、序章(プロローグ)と来たからには「1章(続編)はいつ?」と思わざるを得ないところですが、残念ながら序章止まり。てっきり、世間に受け入れられなかったと思っていたのですが、売り上げは好調だったようで…。それにより、劇場映画に“格上げ”されたため、皮肉にも新たなライダー=ZO(こちらも20周年記念作品で、20≒ZOとなった…とは初めて知った)誕生となったようでして…。

ちなみに、ZOもJも監督は雨宮慶太。現在ではGAROシリーズですっかりお馴染みですね。ということで、物語も映像も大人を意識した作りになっております。どちらも『東映スーパーヒーローフェア』(3本立ての劇場版)のメインとして、50分弱の映像でまとめられています。

ZOとJは類似のデザインで1号&2号の平成版っぽくも思えますね。間もなく、仮面ライダーワールド(全国の遊園地やイベントなどで公開された3D映画)で共演も果たしております。大きく異なるのは、Jが(等身大ヒーローの反則技とも言うべき)巨大化できるという点でしょうね。まぁ、石ノ森氏も最終的にOKしたようですが、石ノ森氏が亡くなった後だったら、もっと波紋を広げていたかもしれませんね。個人的には彼らを“平成ライダー 序章”と表したいです!
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2016年06月26日

Last Amazons

アマゾンズ.jpg仮面ライダーアマゾンズ』が6月24日の配信分にて、最終話(=第13話)となりました。このためにAmazonプライムを契約したわけですが、この作品に関しては少なくとも「契約して正解」で、正直毎週楽しみに視聴していました。

白倉プロデューサーを筆頭に、平成ライダーシリーズではすっかりお馴染みの面々がスタッフが名を連ねる。まぁ、現在の平成ライダーが良くも悪くも安定路線を走っている故、チャレンジさせてもらえない(所謂“子供番組”であり、玩具が売れてこそのライダーだからね…)現状に白倉氏も不満だったんじゃないかな?

そんなわけで、小さなお子様には決して見せられない暴力的&グロい表現が多分に含まれておりました。かつてのアマゾンほどの衝撃は受けなかったものの(まぁ、かつては比較対象も少なかったしね)、それらも含めてオトナ向けに仕上がっておりました。

主役となった養殖アマゾンこと仮面ライダーアマゾンオメガ=水澤悠(演:藤田富)はいかにも平成のイケメン的な雰囲気でした。まぁ、自分の考えをしっかり持って時にはチームとも対立しちゃう所とかはNiceでしたが、個人的には、もう一人のアマゾンのアルファ=鷹山仁の方が気になる存在でした。

演じた谷口賢志が、救急戦隊ゴーゴーファイブ(1999年放送で救急=99にかけている)のゴーブルー(巽流水)だったこともあるけど、キャラ的にもオールドファンの求めるアマゾン=“ワイルド”っぽさがあったし、そしてオッサンライダーならではの“味”もあったしね。そして、時に“人間”っぽさもあったし…七羽さんあっての仁だったなぁ…。

そして、最終話のサブタイトルは“M”の一文字。まぁ、サブタイトルの先頭文字をアルファベット順に並べている(例. 第一話“A”MAZONZ、第二話“B”EAST INSIDE…)のはオシャレだとは思ったけど、正直興味はなかった…なのに、ラストにM が来たのには「なるほど」と思わざるを得なかった。

で、Mとは何かと言えば、もちろんプリプリの歌ったあの名曲…は何の関係もないわけでマモル=モグラアマゾンのこと(野座間製薬からはM(識別コード)と呼ばれる)。人肉の美味しさを知っちまったマモちゃん。“チーム”に最も固執していた男が仲間であるはずの三崎の片腕を喰らってしまったのはショッキングで、「あぁ、これで彼も駆除されちゃうんだろうなぁ…」とか思ってましたが、とりあえず、少なくとも今シーズンでは生き残って良かったです。

はい、すでに来年の春には“シーズン2”の配信が決定しているようでして…これで来年もAmazonプライムを契約更新することは決まったようなもんだなぁ…。
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2016年06月25日

ドラマイブーム2016.4〜6月編<その5>

99.9 -刑事専門弁護士-』(毎週日曜21:00〜21:54 TBS系)…最初は『OUR HOUSE』を選択した私ですが、この番組の視聴率の高さに思わず見逃し配信(最近は便利ですね!)をチェックした結果、どちらも捨てられなくなった。それにしても、どうしてここまで視聴率が高いのかは私には理解できなかったけど…松潤目当て?我が家的には香川照之目当てかも(?)。

刑事事件の裁判有罪率は99.9%で、残された0.1%の可能性にこだわって事実を追求する…とのことですが、これだと0.1%の価値が随分と薄れちゃうよなぁ…(「ドラマにしても、どんだけ冤罪作ろうとしてるんだ」とツッコみたくなる人も多いのでは?)。まぁ、真実へと辿り着く過程はおもしろいんだけどね…。(個人的評価:4)

ゆとりですがなにか』(毎週日曜22:30〜23:25 日テレ系)…1987年生まれのゆとり第一世代達。何かにつけて「ゆとりは〜」とか上司・先輩に言われるものの、「ゆとり側にはゆとり側の言い分があるんだぁ!」というのに気付かされる…そんなゆとり目線で描かれる斬新な物語でした。まぁ、キラキラネームの“まりぶ”(演:柳楽優弥)は破天荒でゆとりっぽくなかったけど必要不可欠な存在でしたね…。

主人公の“まーちん”(演:岡田将生)も色々悩みはつきなかったけど、最後は幸せになれて良かったね。後輩・山岸はクズ人間だったよなぁ…(後半はネタ方面でしたが…)。普通ならとっくにクビだと思うけど、まぁ、ドラマですから、物語を盛り上げるスパイスとしては有効だったんじゃないかな?

そして、ゆとり3人衆の残りの一人・小学校教師“やまじー”を演じた松坂桃李は元シンケンレッド。童Tであることがバレまくっているのが笑えました(父兄にまで知れちゃってるのはさすがに気の毒だったけど…)。今まで2枚目役の多かった桃李君、今後は是非“コッチ”路線で進んでいって欲しい!授業は良かったけど、板書はいただけなかったなぁ…。(個人的評価:4)

毒島ゆり子のせきらら日記』(毎週木曜0:10〜0:40 TBS系)…主人公・毒島ゆり子(演:前田敦子)は二股(=保険)をかけずには男とは付き合えない…そんな考え方こそ男の敵だよなぁ…。まぁ、男達もそのことを伝えられた上で付き合っているんだから、男側にも問題はあるんだが…「いつか俺だけを…」とか勝手にうぬぼれるんだろうなぁ…。

まぁ、目指すものが“深夜の昼ドラ”ということで、「二股はかけても不倫はしない」をモットーにしていたにもかかわらず、結局本人予期せず不倫になっちゃったわけですけど…。その相手=小津翔太(演:新井浩文)に騙されて痛い目に合わされたわけですが、これも(“気の毒”ではなく)、自業自得。最後は変わったのかもしれないけど、逆にウザくなっただけな気も…。(個人的評価:2)
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2016年06月21日

ドラマイブーム2016.4〜6月編<その4>

早子先生、結婚するって本当ですか?』(毎週木曜22:00〜22:54 フジ系)…今回目立った婚活ドラマの中では(“ハズレ”とまではいかないけど)イマイチだったかと…。早子先生演じた松下奈緒のナレーションが(わざと棒読みっぽくして暗いイメージ出してるんだろうけど)好きになれませんでした。

それにしても、独身の多い職場なこと…。まぁ、婚活同盟全員がそれぞれに運命的な出会いをして、ハッピーエンドとなる展開はさすがに“出来過ぎ”でした。まぁ、主人公だけはハッピーエンドのような、そうでないような終幕でしたが…。ほかのドラマだったらまず結婚詐欺を疑いそうになる相手もチラホラと…。(個人的評価:3)

私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(毎週金曜22:00〜22:54 TBS系)…美容皮膚科院長で容姿端麗、ただしアラフォー独身のヒロイン・橘みやび。最初はタイトル通り“上から”だった(なお、ラストにもあった同じ発言は「なるほど!」でした)のが、超ドSな毒舌恋愛スペシャリスト・十倉誠司から恋愛たるものを説教され、ついには“エベレスト”(って、視聴者しかわかんないけど…)を目指した(過去形)…そんなラブコメです。

いやぁ、笑えました!中谷美紀藤木直人のやりとりは毎回楽しみでした。みやびの高校時代の回想が入る際にバックミュージックが当時の名曲なのもGoodでした。ただ、エベレスト・桜井(演:徳井義実)の「結婚前提ではなくて、付き合って欲しい」発言は正直冷めた(40近い男が言う言葉じゃないし、相手も同じ年齢なことを思えばそれって失礼以外の何ものでもないよなぁ)。

デリバリー屋の“フェアリー”諒太郎(いわゆるチャラ男担当でしたが)を演じたのが、元仮面ライダーキバの瀬戸康史。まさか、みやびと付き合うことになるとは予想してませんでした。しかも、みやびを想って身を引くというのもやるじゃないですかぁ!(個人的評価:5)

お迎えデス。』(毎週土曜21:00〜21:54 日テレ系)…霊をあの世に送り届ける会社GSG(極楽送迎)。この世に未練がある霊からその未練を取り除く…そんなバイトが出来る=霊が見える希少価値の阿熊幸(演:土屋太鳳)。そして、もう一人・主人公“えんちゃん”こと堤円(まどか)。

幸に強引に誘われて始めたバイトでしたが、彼には霊に憑依させることが出来る特異な体まで持っていることも分かり大活躍! 次第にそのバイトのやりがいを見出せるようになっていきます。とはいえ、バイト料はもらってないようでして…。

その“えんちゃん”を演じた福士蒼汰は元仮面ライダーフォーゼ。恋愛に全くと言って良いほど疎かった鈍男が、彼に恋した千里(演:門脇麦)の存在(って、霊でしたけど…)により大きく成長(って、ここに辿り着くまで長かったなぁ…)。千里とのお別れシーン(ラス前回)はなかなか感動させてもらいました…まぁ、ラスト回は想定内だったけど、これも悪くなかったしね。(個人的評価:4)
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2016年06月20日

ドラマイブーム2016.4〜6月編<その3>

警視庁捜査一課9係 season11』(毎週水曜21:00〜21:54 テレ朝系)…「良くも悪くも9係」でした。相棒や科捜研と共にテレ朝の看板ドラマとして安定してますが、逆に驚きも少ないのは残念な所。イノッチ演じる浅輪と倫子ちゃん(演:中越典子)の関係がようやく進展かと思いきや、あぁ、ふりだしにもどっちゃうわけね…。まぁ、逆プロポーズされてそのまますんなり行くとは思ってなかったのも確かだけど…。

9係の刑事の一人である村瀬健吾を演じる津田寛治は、元仮面ライダー龍騎「OREジャーナル」の編集長、ついでに元侍戦隊シンケンジャーではレッドの父役だったりもします。まぁ、今回も相変わらず青柳と喧嘩したり、パートナーの紅一点・小宮山とは何の進展もない、いわゆる残念な役所ですが、今後もそういう立ち位置で良いんじゃないかと…。(個人的評価:3)

世界一難しい恋』(毎週水曜22:00〜23:00 日テレ系)…いさなみすやお&いさなみしほなんて、見ているコッチが恥ずかしくなるような純愛ドラマ(コメディだけど…)でした。やり手社長だけど恋愛はてんでダメな主人公・鮫島零治を演じた嵐の大野君、この役、ハマり役だったんじゃないかな? 恋人役の波瑠も、秘書役の小池栄子もGoodでした。

付き合いはじめたのが結構早い回だったので、一波乱あることは予想していたけど、まさか「クビだ!」なんて、さすがに「あり得ない」(公私混同も甚だしい)と、見ている方としては一瞬冷めかけたけど、再度結ばれるまでの過程がいかにも二人らしくて良かったです!

新入社員・堀まひろを演じたのが清水富美加(仮面ライダーフォーゼのヒロイン・城島ユウキ役)。やり手の部長・白浜に想いを寄せていたものの、あくまでも一方通行…とか思ったら、最後にどんでん返し…まぁ、そこの行方は正直眼中になかったんだけどね。(個人的評価:5)

グッドパートナー 無敵の弁護士』(毎週木曜21:00〜21:54 テレ朝系)…別れたはずの夫婦が同じ職場にいること自体、普通じゃ考えられないよなぁ…。年中痴話喧嘩(?)して、思わず「パパ」「ママ」とか言葉に出ちゃうのも現実的ではなかったしなぁ…。一人娘がいるからこそだろうけど、この設定が(最終回でその謎?は明かされるものの)個人的には“違和感”だった…。うん、あの程度で修復可能なら簡単に離婚なんてしないでいただきたいなぁ…。

ただ、二人のライバル弁護士が共に知恵を振り絞って勝訴する物語はおもしろかったです。主人公・咲坂健人(演:竹野内豊)がバッジを外して、「では、弁護士としてではなくひとりの人間として…」と熱く語っているシーンは心地良かった。コッチの方(って、比較対象はあえて書かないけど…)が、不可能を可能にしている感強かったんじゃないかと…?。続編があるかはわからんけど、今後のライバルとしての戦いも「見てみたいかも!」です。(個人的評価:4)
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2016年06月19日

信長カラー?

浜松合唱団の第28回定期演奏会に昨日足を運んで来ました。なお、チケットを入手したのは前日。「そのうち…」とか思って気付いたらもう直前…といった展開で、前日練習の後だというのにVVの練習に(21時頃に)かけつけてくれた浜唱兼VVメンバーに感謝です。

嫁が仕事休みだったので二人で行って来ました。娘も予定がなかったので、一緒に行こうと計画してましたが、体調を崩したようで…。まぁ、家族揃って行くほどの演奏会ではない気もするけど(失礼)、知り合いも多く出てますからね。

今回はオープニング(木下牧子“にじ色の魚”=20回定演の委嘱曲)もあって、あえてステージに数人を残し1階席の左右で囲うように歌ってみたり…なんて試みも見られました。この並びは課題を残した気もしますが(テンポ感揃わず…)、試みとしては好感が持てます。

(過去は大概3ステ構成だったと記憶してますが)4ステ構成だったことも(バラエティに富んだ曲を聴けて)よかった点。ただ、1ステの出だしで、「えっ、ルネサンス曲(Byrd)なのにこんな不協和音?」とかビックリ。はい、アクシデントでした。すぐに仕切り直ししたのに、「あんまし変わんないぞぉ〜!」ということで“再度の仕切り直し”…。何とも不名誉な結果を残してしまいましたねぇ…。

2ステはBob Chilcott編曲の『Furusato 故郷』。この合唱団ではお馴染みの、合唱にライトなお客さんにも喜んでもらえるよう設けられた愛唱歌ステージ。ただ、ボブチルの編曲は愛唱歌とするには難易度高いんだよなぁ…。「何故、わざわざこの編曲を?」とか思ったけど、そうかぁ、震災復興が目的だったんですね。

なお、この日最も楽しみだったのは、4ステの信長貴富思い出すために』。うん、やっぱり良い曲です(CDは持ってるけど、生でこの組曲全曲聞くのは初めてかも?)!2階席で聞いていました(そのおかげか、客席マナーは全く問題なしでした)が、女声の声があまり飛んでこなかったのは残念なところだなぁ…。何しろ、この日ステージに乗っていたのは35人…かつての50人を超える大人数合唱団も随分寂しくなってしまいました。それでもTenorは健在だったのは救いですかね。

アンコールは2曲でしたが、どちらも信長曲。曲の紹介がなかったので、とりあえずここでサービス(?)。東京都庁合唱団(指揮者はこちらも岸先生)のために2003年に書かれて、この合唱団でも間もなく演奏した“しあわせよカタツムリにのって”by 『旅のかなたに』と、浜唱の20回演奏会の委嘱作品“それじゃ”(現在は無伴奏混声合唱小品集『雲は雲のままに流れ』に収録)で、どちらも好きな曲でした。〜そんなわけで、帰り道はすっかり頭の中が信長カラーでした。
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2016年06月18日

5周年!

先月練習曲が50曲となった男声合唱団Big Gold。おかげさまで創立5周年を迎えました。まぁ、通過点に過ぎない…と言いたいところですが、首の皮一枚な気もしないでもないよなぁ…。

とりあえず、相変わらず少人数ではありますが、4パート揃って練習できているのはありがたいことです。個人的には各パート4人くらいいてくれると、安心して練習できる気がする…(それを満たしているのは現地点はBassのみ)。常時団員募集中ですので、浜松周辺にお住いの男“声”好きな人是非お問い合わせください(特にセカンド・テノールに人が欲しいです)!

一昨日の練習日にて担当は私。担当者持ち回り制度も5巡目を迎えました。私が選曲したのがRobert Shaw編曲『Seeing Nellie Home』。言うまでもなく英語です。この楽譜をGetするまでには一波乱あったことは以前紹介した通りです。

自分が大学時代に初めて耳にしたこの曲ですが、何といっても、ラストのBassの低音にビックリしたものです。それがLow C。全体のハモリの中で登場することはあっても、パートソロでこんな音、「編曲者も良く書いたなぁ」というのが正直な所でしたが、楽譜を購入して、最後のその小節だけAlternate endingなるものが存在することを知りました(Low Cでない合唱団を考慮したバージョン)。とはいえ、そっちは音すら取りませんでしたけどね。

まぁ、音は難しくないので、(鍵盤の叩けない私としては)作成したMIDI音源をパート別に1回ずつ流して音取り完了。あとは英語の歌詞をリズム読みして喋れるようにすることがメイン。八分音符のオンパレードなので、なかなかしゃべるのに苦労してますが、それも想定内。当面はゆっくりめで練習していくつもりです。

後半練習は不人気投票後ですので時間に余裕をもってやれた…と思いきや、最後はやっぱり押しちゃってました…。ちなみに、現在生き残っている曲の中で日本語の曲は自分の(一つ前の)選曲“ロロロロロ”こと“死と炎”(クレーの絵本第二集)のみになってしまいました。こちらもいかに楽譜のテンポに近づけるか(楽譜に指示されたテンポで歌う気はないし、ましてやその通り歌っている音源も聞いたことないけど…)が一年経った今でも課題だったりします…。

<次回練習>
日時:2016年7月28日(木)19:00〜21:30
場所:曳馬協働センター303講座室
追加曲:Reginald Unterseher『The Steady Light』
問合せ:biggold0822@gmail.com
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2016年06月15日

ドラマイブーム2016.4〜6月編<その2>

OUR HOUSE』(毎週日曜21:00〜21:54 フジ系)…フジの新枠です。あえて、TBSと被る枠を選んだんでしょうが(勇気は買うけど)、結果は惨敗でしたね…。それでも、個人的には結構楽しませてもらいましたよ、“泡家”(?)。 主人公・桜子を演じた芦田愛菜の演技(マシンガントーク)は「さすが」でした。加藤清史郎やら肉じゃがこと(?)寺田心といった、かつて&今の名子役が家族してましたね。

桜子の担任の「無理だから」ティーチャー・鏡(演:犬飼貴丈)は、先生として成長するサブ話とかも盛り込まれるかと(勝手に)想像してましたが、完全にネタ側(最後までダメダメ)でした(これぞ“ゆとり”?)。後は、元引きこもり(→一時は恋人へ)の須磨省吾(演:濱田龍臣…も大きくなったなぁ…というか、なり過ぎ)との別れ(=引っ越し)は何ともスッキリしない幕切れでした。これは桜子の失恋を描きたかったのかな?(個人的評価:4)

ラヴソング』(毎週月曜21:00〜21:54 フジ系)…元ミュージシャンで臨床心理士の主人公・神代広平(演:福山雅治)と、吃音症で人付き合いに苦労しながらも歌にかけては人が変わる佐野さくら(演:藤原さくら)の二回り近く離れた年の差コイバナ(?)が描かれてます。私の年齢に近い広平と娘の年齢に近いさくら…う〜ん、この地点で「あり得ない」よなぁ…。

もちろん、三角関係(いや、もっと複雑…なのはいかにも月9?)もありました。それが、さくらの幼馴染で彼女に想いを寄せている天野空一。その空一を演じたのが、仮面ライダーWの片割れ=フィリップの菅田将暉で、こちらはなかなかの名演でした。まぁ、いわゆる“おバカ”キャラではあったけど…熱かったので許しましょう(?)。

それにしても、最終回はどうにも中途半端でした。何しろ、さくらの喉の手術で歌えるようになる可能性は「10%もない」はずなのに、術後の経過とかは一切なく、いきなり2年後の元気に歌ってる姿…。しかも、さくらの居場所を突き止めて、歌っている(&空一が一緒な)姿みたら、恋心は封印ですかぁ…最後まで白黒つけないのはどうなんですかね?(個人的評価:3)

重版出来!』(毎週火曜22:00〜22:54 TBS系)…視聴率は低かったものの、個人的には今シーズンのドラマの中で最も気に入った作品です。 主人公の元気ハツラツ新人編集者・黒沢心を演じた黒木華の(顔は置いておき)演技&表情がNiceでした。こんな編集だったら漫画家も(力はなくても)「担当に恵まれた」といつかは感謝することでしょう!あっ、既に中田伯は感謝しちゃってるね!

バイブス副編集長・五百旗頭敬を演じた元仮面ライダークウガのオダギリジョー。仕事ができて、人も良く、部下に慕われる上司という美味しい役所を見事に演じているのはさすがです。理性的なはずの五百旗頭が熱くなった(走った)彼がメインの話(ラス前)は感動でした…あっ、もちろん最終話の「狙ってたんです」もカッコ良しです!(個人的評価:5)
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2016年06月14日

ドラマイブーム2016.4〜6月編<その1>

さぁ、3ヶ月に一度の連続ドラマ終幕月間(特に今週は最終回ラッシュ?です)。今回は前シーズンとは異なり比較的自分好み(=暗い&重い作品は少なかった)だったと思います。“婚活”(&深夜は“不倫”)作品が多かったのは気になったけど…。

火の粉』(毎週土曜23:40〜0:35 フジ系)…あっ、最初に書く作品が早速自分好みでない=暗いモノになってしまいました…。 前作まで30分枠だったのが、東海テレビ制作となって放送枠も一時間枠に拡大されたようです(いや、正確には土ドラ廃枠&オトナの土ドラ新枠ということのようですが、正直どうでも良い)。

とにかく、主役となる武内(演:ユースケ・サンタマリア)がキモかった…って、そう思わせるのが制作側の狙いだろうけど…。自分の思い通りにならない“モノ”はどんどん排除していく…。その“モノ”の中には人間ですら該当してしまうわけでして…。

大体コイツ働いているのか?過去に殺人まで犯して(無罪になったとはいえ)「次々プレゼントできるだけのお金はどこから得られるんだ?」「家もそうだけど、お墓まで自分の思い通りに梶間家の隣に引っ越しさせることなんてできないのでは?」とか、「簡単に騙されてしまう梶間家の人達って頭悪過ぎじゃないか?(唯一まともな雪見が気の毒)」とかツッコミ所は満載だったなぁ…。(個人的評価:2)

不機嫌な果実』(毎週金曜23:15〜0:15 テレ朝系)…原作は林真理子の小説で、ドロドロ不倫ドラマ(昼ドラ系?)。主人公・水越麻也子(演:栗山千明)のダンナ・航一が潔癖症で極度のマザコン(=演:稲垣吾郎はハマり役?)と来た地点でキモいのに、実は自分も不倫してました…となったら離婚は必須ですね。

そこからの最終回があまりにも綺麗に(しかも3カップル皆が)ハッピーエンド方向に落ち着こうとしていたので、「最後だけ綺麗にまとめるのはどうか?」と思っていたら、結婚後からの落とし穴=後日談があって、逆の意味でホッとしました。

麻也子の親友でありながら、実は航一の浮気相手だったのが竹田久美(演:高梨臨)。バツイチであり、その原因となった不倫に対して嫌悪感を露わにして、誠実そうに見せておきながら、不倫(しかも相手は親友のダンナ)だもんなぁ…。う〜ん、元シンケンピンクとしてはクール&誠実路線のまま進んでいただきたかったなぁ…。(個人的評価:3)
posted by chachu at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ(特撮以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする