
この戦隊は全部で6人。スタートがジューマン(異世界のジューランドに住む動物と人間のあいの子と言ったら良いでしょうか?)×4人と人間1人で、6人目の戦士として(2人目の)人間が加わるといった展開でした。ただ、6人目の戦士=門藤操(ジュウオウザワールド)は何とも卑屈な性格で戦闘中でも落ち込んじゃう面倒臭いヤツでした。

一人で三つの力(サイと狼とワニ)持っているんだから、本来格好良いイメージを作るのかと思いきや、きっと子供からの人気も得られなかったんだろうなぁ…。


で、6番目の戦士のあるべきポジションの代わり(?)に、鷲のジューマンであるバド(=ジュウオウバードって、スーツカラーまで大和が変身するジュウオウイーグルに似ちゃってましたが…って、決して色褪せた赤ではなくてオレンジだとは思うけど…)はクールな雰囲気を醸し出していました。
ちなみに、このバドを演じたのが村上幸平。『仮面ライダー555』に登場した二番目のライダー=カイザ役。そうかぁ、ファイズ放送が2003年ですから、10年どころじゃないんだなぁ…。いずれにしても、カイザはちょっとキモい感じがしたけど

最後はジュウランドに帰っていく仲間たちを惜しむのかと思いきや、そうかぁ、地球とジュウランドの融合でしたか…。締まった感は残念ながらイマイチな気もしつつ、まぁ、(あっけなくも)ハッピーな幕切れということで…。

で、最後に、大和の3体目の変身であるジュウオウホエールの名乗りフレーズ「王者の中の王者」を耳にして、合唱好きな戦隊ファン(って、かなり数限られるよなぁ…)は♪King of Kings(by メサイア)を口ずさみたくなっことでしょう…って、締まった感ないぞぉ〜。
