そんな彼女の悪事を暴こうとする人はもちろんいるわけですが、結局もみ消される&時には自分に被害が及ぶやらで諦めざるを得ない中、腹部の痛みにより彼女の患者となった難波聖人(演:中村蒼)が時には周囲に裏切りを受けながらも、それでも最終的に“復讐”を果たしてホッとする…そんな展開を予想していたのですが、その予想は残念ながら裏切られました。う〜ん、やっぱりこの手のドラマは私には理解不能です…。

『銀と金』(毎週土曜 24:20〜24:50 テレ東系)…テレ東は映らない地域ではあるもののアマゾンプライムで先行配信され、以降全話見させてもらいました。あっ、もちろん、プライム限定の第13話「連続殺人鬼・有賀編」も含めてね(さすがにこれはTV放送はできないグロさだったなぁ)。
ギャンブル中毒の素寒貧だった森田鉄雄(演:池松壮亮)が、一人の男との出会いによって人生を変えられることになる。それが銀さんこと平井銀二(演:リリー・フランキー)。あの『カイジ』でお馴染の福本伸行による原作漫画なだけに、ザワザワの擬音を聴くとつい「出たぁ」と言いたくなってみたり…。
それにしても、銀さんに関しては「さすが」と思わせることはあっても、森田に関しては勢いづいた若造としか映らず、最後の詰めの甘さを強運でカバーしているようにしか見えなかった…。銀を超える男=金さんになるにはまだまだ修行が必要なんじゃないかと…。とはいえ、ギャンブル勝負での心理戦はいかにも福本作品っぽくて、ザワザワ(?)しました。(個人的評価:3)
〜ということで、これにて今シーズンのドラマ感想を一通り書き終えました。ちなみに、いつもならこんだけ見たら3作品くらいには最高評価をつけようと思っているのですが、今回は残念ながらそこに至らなかった(=2作品まで)のが残念です。

それにしても、清水富美加は出家するは、細川茂樹や山本裕典は解雇されるはと、特撮ファンにはショッキングなシーズンでした。いや、今回のドラマ感想にはあまり関係ないんだけど…。
