ちなみに、ステージで演奏する予定のIさん曲は木下牧子曲3曲とモンテヴェルディ曲3曲。一つのステージで3曲というのはちょっと寂しい気もしますが、ロクに歌えないものを無理に増やしても仕方がない(聞きに来たお客さんにも失礼だろうし…)ということなんだと解釈しています。
で、昨日の練習は木下牧子“祝福”に多くの時間を費やしました。若手F君の休団(演奏会出演不可)が決まった故、Bassの人数はたったの3人。しかも、一人は(指揮者の命により)無理矢理Tenorにシフトしていますので、少なくとも木下牧子曲では2人しかBassはいないわけでして…。更にこの曲はdivisionが沢山登場して、これぞ一人一パート状態。
そんなわけで、パート編成をどうするかという話も多少でたものの、ちょうどその時にBassのもう一人も来ていなかった(遅刻)わけでして、「来た時にバランスを見て考えましょう」という話になりました…あっ、来てからも特にその件に触れることはなかったので、おそらくこのままでしょう。

どちらかといえば、女声のパート編成をどうするかということの方がよっぽど重要だったわけでして…。結局、Sopが少なくてAltに倍以上の人がいるという状況なので、ところどころにコンバート要請が出ていました。div.した時のSop上がいない練習が続いていましたので、そろそろ何とかしないと本番に間に合わなくなるということなんでしょうね。気持ちは良くわかります。
ところどころにあるBassの主旋律。♪帆に描かれた という下のFから始まる箇所。しばらく私一人で歌っている中、divする四声の女声達が自分たちの音に必死になっていて、「Bass一人しかいないんだからもっとBassを聞いて!」なんて指摘もありました。
そこで、何故かTenor Oさんがそこを何度となく練習している…。歌いたいのかを尋ねると、どうやらそうらしく、試しに(休符中の)Tenorも一緒に加わってもらいました。試しにどのくらい出るのかが知りたくて、最初のFをあえて休んでみましたが(嫌がらせ?)、正直ほぼ戦力にはならなかったよなぁ…って、そこは一番休んじゃダメな所だろ!
