こちらは毎週土曜日の18:05〜18:43に NHKにて放送されました。まぁ、『名探偵コナン』の裏でしたので、リアルタイムで目にすることはなかったんですけどね…。そんなわけで、放送最後の料理コーナーは一度も目にしたことはなかったりして…こんなことだからいつまで経っても料理できるようにならないんだろうなぁ…。

時代劇にはほぼ興味を持つことのない私ですが、主演が黒木華ということで、(『重版出来!』の時の元気ハツラツな感じも好きでしたが)『天皇の料理番』(佐藤健演じた秋山篤蔵の妻となる)に近かった…いや、時代劇で料理の話というだけでキャラ的にはそうでもないでもなかったりしますけど…。
主人公となる澪は大坂生まれで料理の腕だけを頼りに江戸へ渡り、「つる家」の料理人として腕をふるうわけですが、新しい料理をせっかく考えてもそれが別の店で真似されたり…と悪戦苦闘しながらも江戸で評判の店へと成長させていく…ってな展開です。
まぁ、元々は小説作品のようですが(疎くてすいません…)、尺としては短め(=全8話)だったよなぁ…。そのせいか、常連客の小松原(その正体は御膳奉行だろうが何でも良かったけど…)との恋の行方が何とも中途半端だったこと…。
ずっと“下がり眉”呼ばわりされていた澪ですが、最終話にしてようやく名前で呼ばれて、遠回しな告白(?)なんぞもあって、まぁ、雰囲気的には良い感じにはなったものの、お互いの気持ちをちゃんと知ることは結局なかったわけでして…まぁ、料理メインとはいえ、ここは「はっきりさせてくれぇ〜っ!」ってな感じでした。

幼なじみの野江ちゃんとも“友情”こそ感じさせてくれたものの、再会はなかったわけでして…。後日談を知りたければ小説を読めということなのかな?もしくは続編にご期待ってこと?まぁ、全体的には面白かったですけどね…。何よりも医者の永田源斉が気の毒だったかも…?
