“愛唱曲”とは…(本来は)合唱団で愛唱されている歌であり、いつでも気軽に団員皆で口ずさめるような曲の事を言うのではないかと思います。そう、“本来”は…。
演奏会&県民合唱祭が終了して、当面ステージもない合唱団VV。そして、現在充電期間中=模索中と思われるVVの両指揮者。こんな時にはすぐに音取りを済ませて、気持ち良くハモれるような曲=愛唱曲を歌おうという考えに対しては、特に異論はない。ただ、練習に“計画性”が感じられないため、モチベーションを維持していくのが正直困難だったりする(昨日は風邪ひいたことや、欠席者が多かったことも重なって余計にですけど…)。
前半Hさん練習。先週よりビクトリア『O Magnum Mysterium』を練習。ちなみに、この曲はVVがコンクールに出演した2年前(って、私は出なかったけど…)のG1になっていた曲。VVはG2=Copland『Have Mercy On Us, O My Lord』を選曲したものの、「せっかく楽譜にあるんだから」とこの曲も結構練習したことを覚えている。ただ、Hさん自身は練習したことすら忘れていたみたいですけど…。
團伊玖磨『二つの碑銘』より1.遠き日の&2.七里ヶ浜に関しては、練習はじめてかれこれ1ヶ月が経ちますが、特にこれという味付けはなし。楽譜に細かい指示が書かれているので、「楽譜通りに歌ってくれれば良い」とはいうものの、それが結構難しかったりするんですが、出来ていないところに対しても(って、出来ている所の方が少ない気もするが)、これといったお咎め(指摘&指示)なし…。
この日のことではないが、松葉(< & >)が多用されているのは波を表しているとするならば、七里ヶ浜の波が荒波なのかそうでないのか…なんてことも気になる人もいたようでして…。ただ、そんな質問は全く想定していなかったようで、そもそも七里ヶ浜はどこにあるのか、Hさん「千葉でしたっけ?」とか言っている程度の愛唱ぶりですからねぇ…。 曲を出す以上はそれなりの責任(最低限の予習)は果たすべきだと思います。
そして、後半Oさん練習。先週は新曲Palestrina『Missa Papae Marcelli』より“Kyrie”を練習して、Bassが完全に2パートに分かれていて人もいなくてロクに歌えなかった。そのため、今週は万全でのぞんでみたものの、この日練習することはなかった。
その代わりとなったのが、信長貴富編曲『ノスタルジア』より…。指揮者は愛唱曲と言っているが、ネタがなくなった時の“隙間”としてこの曲集で埋めているように思えてしまうのは私だけでしょうか?この日は『浜辺の歌』を(珍しく丁寧に)音取りしたら時間もなくなってきて、最後は『村の鍛冶屋』で見事に砕け散って終わったという、何とも腑に落ちない練習となったのだった…。
2015年06月27日
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