そんな中、(私が到着した際に)練習していたのは、信長貴富編曲『ノスタルジア』より“箱根八里”。途中と最後のPiu mosso部がまさかの(?)3拍子に変化するこの編曲。愛唱曲にするには難易度高いよなぁ…。で、ようやくこの日に、最後まで通すこととなりました。
パレストリーナ『Missa Papae Marcelli』より“Kyrie”。6声によるミサ曲ですが、男声と女声に渡される楽譜が異なっていて、何かと思えば真中パートをTenor用(下に8が付いている)とAlt用に分けてあるだけで、要するに真中はlow Alt&Tenorが受け持つ形。そんなわけで、MAX3人しかいないBassを2パートに分けることとなります。私はBassUやってますけど、音の高さ的にはどっちやってもほぼ一緒…いや、BassUの方が高めかな?
で、この楽譜には(Sopの最初だけしか)歌詞がつけられていません。古い時代の作品ですので、版によって歌詞割も異なるようでして…。そんなわけで、皆と相談しながら歌詞割を決めていくということでしたが、6声全パートに皆で相談して歌詞割決めていったら、それだけで1回の練習終わっちゃいそうなため、思わずブーイング状態?

後半Hさん練習。気が付けば、Bassは一人(一人は年配&遠距離故、前半練習で帰ってしまうことが多い)。先週より練習を開始したLassus『Matona,mia cara』を練習。(前身の)GGE時代に歌ったことのある曲(20年前?)です。とはいえ、もうすっかり忘れていましたが、歌っていくうちに徐々に思い出してきました。
(何度と繰り返される)don don diri diri部の声量をちょっと小さくするという味付けは、指揮者の好みであればそれに従うだけなんですが、「ほとんどの演奏がそうであるように…」と付け加えたことには(言うほど多くの演奏を耳にしているのかということも含めて)疑問。
少なくとも過去にGGEで練習した時は、各番の冒頭リピート部の1回目・2回目で強弱を変えていたのを覚えているので、これは“ほとんどの合唱団”には該当していないという解釈にしておけば良いのかな(そんなわけで、個人的にはここで強弱付ける方がしっくりくるんだよなぁ…)?

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