

X(エックス)という名を聞いてすぐに思い浮かべたヒーローが“セイザーX”。う〜ん、仮面ライダーXじゃなかったのは、個人的にはかなり(勝手に)ダメージです…。


第一話を観る限りは、良い感じです!「円谷もようやく(?)本気になったかぁ」とも思わせてくれる、「これぞ特撮作品!」と思わせてくれる“ナイス”な内容でした(注:ウルトラマンナイスとは全く関係ありません

CG技術の発展がめまぐるしい昨今、ミニチュア模型なんぞ使わなくたって、一つの特撮作品として成立できるんだろうけど、やっぱりウルトラマン=巨大ヒーローは(CGだけではなく)ミニチュア模型を使って、航空機で攻撃したり、ビルを破壊してこそその迫力が伝わるんじゃないかと思います。
きっと、特撮博物館の館長を務めている庵野秀明氏も喜んでいるんじゃないでしょうか?〜誰か聞いて欲しいなぁ…あっ、島本和彦氏の評価でも良いけど…。

地球に眠っていたスパークドールズを実体化させた太陽の異常爆発、ウルトラ・フレアが観測されてから15年後というのが今回の設定。そして、怪獣対策のため創設された防衛部隊=Xio(ここでも“X”に関連付けている気はしますが、読みはあくまでも“ジオ”です)に所属する大空大地(って、なかなか凄い名前だねぇ)隊員が主役。
で、今回の新機軸と言っても良いのが、光の巨人(=ウルトラマン)と“ユナイト(=一体化)”するということ。そんなわけで、大地がXになってからも、二人のここだけの(?)会話が続いています。何しろ、最初に変身を遂げた際に、高所恐怖症でビビっちゃうなんて、今までのウルトラマンにはなかった展開に思わず笑わせてもらいました。

ということで、2話以降も是非このクォリティ&ウルトラ漫才(?)にて楽しませてくれることを期待しております!

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