もちろん、朝から晩まで講師の先生には「お疲れ様でした」とは言うべきでしょう。ただ、これでも団体数は例年に比べて減ってきた方で、今年は“市民”合唱祭ゆえ、浜松市に在籍する合唱団のみに限定した結果なのでした。
そして、例年出演者数に対して、客席があまりにも寂し過ぎるということで、今年は「出演者は2ブロック分を聞きましょう」という試み。まぁ、強制するのは賛否両論あるだろうけど、やっぱりさくらでも(?)聞いてくれるお客さんがいた方が歌い手的にも歌い甲斐があるので、ここは実行委員の人達の努力を評価すべきでしょうね。

ただ人が増えた分、ただでさえ雑音の多い浜松の聴き手マナーがますますひどくなったように感じました。何しろ、演奏始まってもなかなか席にはつかない、極めつけは(かばんについているのか)鈴を激しく鳴らしながら来場して、演奏が始まってもその音はしばらく続き、(鈴音継続で)おもむろにペットボトルを取り出して飲む姿あり(注:もちろん飲食禁止です)…私的にはこういう客ならいない方がマシだと思ってしまうわけで…。
それはさておき、一時はBass二人になるため、div.にて私自身Bariへのコンバートも考えた(けど、新入団員が入ってくれてことなきを得た)VV。結果的にBassは4名。そこには他団の練習があるため欠席宣言をしていたI氏の姿あり…。なお、私がそれを知ったのは当日のこと。何か、余計な心配をした自分がバカらしくなった。

まぁ、一部の人は知っていたので、2日前の練習冒頭にてその辺が明かされたのかもしれない…練習に遅刻する方が悪いと言われればそれまでなのだが、(こういう人もいるので)ML等で出演メンバーを明かしていただきたい…って、指揮者自身が誰が出るのかを把握していないのだから土台無理な話か…。

演奏した曲は、團伊玖磨作曲『二つの碑銘』より 1.遠き日の / 2.七里ヶ浜 の2曲。大きな事故もなく、それなりに歌った感はあったものの、1人の講師からの講評はなかなか厳しいモノでした。要はハモっていない=他パートを聞き合っていないということへの指摘です。まぁ、音源を耳にしていないので何ともですが、今回は15名という少人数の中で、いつも通り(=出演者のみでの練習は当日初)の練習をしていたのでは厳しいんでしょうね。
いずれにしても、指揮者が“愛唱曲”というカテゴリー(?)で演奏会終了後から歌ってきたこの曲もこれにて終止符。未消化に終わった感も否めなくはないですが、引き続き歌っていきたいとも思えないのも寂しい所だよなぁ…。

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