


「幽霊の存在を信じてますか?」は子供だけでなく、大人にも問いかけられる疑問ですよね。


逆に、住職代理の御成(おなり)は疑うことなど全くせず、ゴーストハンター育成に勤しんでいる…けど、本人は見えないという悲しい性(?)。

その御成が自分の方が長くかつ真剣に修行に取り組んでいるにもかかわらず、タケルには見えて自分には見えないことを悔しがっていましたが、ここは特にオールドファンなら納得ですよね。死にもの狂いな特訓があってこその(昭和)仮面ライダー。平成ライダーではそんな努力・根性は全く不要。

ライダーに変身するタケルに至っては、肝心の敵(=幽霊)が現われない故、修行にも怠惰。現われた時には手遅れというヤツだ。まぁ、それでも「みんなを守りたい」という真っ直ぐな気持ちは誰にも負けていない。だからこそ、一度は(アカリと御成を守るために)命を落として、仮面ライダーになる力を授けられると共に幽霊として生き返ったわけで、「信じていれば、君もライダーにも幽霊にもなれる」と子供に夢を与えた…のかな?

残された時間は99日…って、既に死んでるんですけどね…。


島本和彦ファンの私としては、怪人キャラデザインを出来るだけ多く魅せていただきたい故、(15体の怪人ではもちろん物足りませんので)毎週最低一体ずつのペースで是非!…とか思う反面、こっちに力入れ過ぎて肝心な本業(=漫画家)の方が疎かになりませんようにとも…。

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