昨日はVVの練習日。2人指揮者体制にてやってきたVVの一人の指揮者が突然の休団宣言をして、指揮者交代劇があったのが先週のこと。去った人(いや、休団なので去ったわけではないのかもしれないけど…)を今更悪く言ってもしかたのないことだがうべきではないが、“いつまで”という引き継ぎは最低限やって欲しかったなぁ…(まぁ、これはこれで楽しかったんで、結果的には問題なかったけど…)。
そんなわけで、先週はあくまでも“序章”ということで、前半がVV新指揮者のIさんの“初練習”となりました。お題はメンデルスゾーン『Auf dem See(湖上にて)』。今年のコンクール課題曲のG2にあたる曲。
なお、今年は混声だけでなく、男声・女声それぞれにメンデルスゾーンの曲が…要は全12曲のこの楽譜の中に3曲がメンデルスゾーンということで、複雑なハモリに走る現代の傾向の中、ロマン派が見直されようとしていると解釈して良いのかな?
それはさておき、ドイツ語曲を私のプッシュにてVV史上初めて取り上げたのが、5月の演奏会(by シューマン『Das Shfflein』)。これでドイツ語曲をVVが歌うことは「当面ないだろう」と思っていましたが、こんなに早くそのチャンスが訪れるとは夢にも思っていませんでした。とりあえず、他団で既に歌ったことある人も多少はいたようで、“思ったほど”言葉に苦戦はしていなかったようです。
前半練習でしたので、半分くらいしか参加してませんが、事前にPDF楽譜をメール配信し(注:著作権は言うまでもなく切れてます)、「勉強してきてください」と伝えたことには、予習の文化のないVVには衝撃的だったんじゃないかな?
その際に、シューベルトの歌曲でも同じテキスト(ゲーテの詩)を使った作品があるので、「発音の参考に」という連絡もあって、自分では持っていると思い込んでCDをチェックしてみたら、なかったことに一人で勝手にショックを受けてみたり…。
もちろん初見で歌えない私としては、予習(あっ、一応YouTubeでシューベルト歌曲も聴きました)をして練習に臨んでいるものの、どれくらいの人がこの言葉を真に受けてくれるのかに多少期待してみましたが、結果的には“いつも通り”コピー譜もらって初見で歌っている姿が多く見受けられた感じでした…まぁ、優先順位も人それぞれなので、ここは期待するだけ無駄なのかな?
ただ、それを言った指揮者に関してははその責任を果たすべく(?)、発音記号&単語訳およびドイツ語発音の参考資料が配布されたりして感心しました。まぁ、団員がその努力に報いようとするかを期待したら、愛想が尽きちゃう可能性もあるので、その点は心配だったり…。
2015年10月10日
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