
プチは芸術祭には出演しないので、ステージ(=アンコン)までは2ヶ月以上あるものの、「そろそろソロを!」ということで、H.Isaac『Innsbruck,ich muss dich lassen』の2番の4パートソリストを決めました。まぁ、この曲の選曲者は自分なのでそこは責任を持つべく、Bassは私が引き受けました。
ただ、指揮者にとってはそれを想定していなかったようで、意外な顔をしてました。

ATTBという編成ですが、T1が結構高い(とはいえ、女声が歌うとちょっと低めな気もするけど…)ため、T1はAltから選出するということで、とりあえず、歌わない人から意見を聞きながらのソリスト決定となりました。あっ、T2も同様に実施して、欠席裁判なく決定しました。
前回の練習で“ふ組”(楽譜上はTenorだけど音的には一番下)と“き組”(楽譜上はBass)と呼ぶことになったJosquin Des Prez『Scaramella』。戦いに行く勇ましさは、“ふ組”が最も雰囲気を出して歌えているようで、逆にSopは指揮者曰く「綺麗過ぎる」とのこと。「それじゃあ、まるで自分達が“汚い”とでも言いたいのか?」と勝手に複雑な気持ちになってみたり…。
ちなみに、YouTubeに戦っているシーンの動画を掲載したサイトとかもあるので、訳をそのまま受け止めてますけど、指揮者の話では恋愛を戦いに例えている説もあるらしく…。短靴と長靴を片方ずつ(?)だと相手は間違いなく引くよなぁ…。

ということで、「それでボロボロ(ンボ)になる」とか、「(ふられて)僕の人生真っ暗闇」とか散々…。ちなみに、後者=<タイトル>は残りの1曲=『Mille regretz』(千々の悲しみ)の訳で、実際には「私の人生(日々)がまもなく消え入ってしまう」といった訳になるようです。かなり意訳感ありますが、ネタになるので今後も要チェックです?

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