
この作品では、医者の無力さ(=必ずしも手術は成功するとは限らない)、時に死に至らしめることもしっかり物語にしているのが良かったです。ゲスト出演と思われた小栗旬は結局最終話まで絡んでおりました。出産で妻に先立たれ、仕事でも育児が支障となって仕事を任されなくなったことで悩んで…といった展開。いや、実家に預けるんじゃなくて、まずは親に来てもらうこと考えようよ!(個人的評価:4)
『下町ロケット』(毎週日曜21:00 - 21:54 TBS系)…TBSのこの枠は個人的には当たり続きです。今回は必要以上に阿部寛が熱かった。顔だけでも十分濃いのに演技も濃かったなぁ…。一時は潰れかけた中小企業の社長が奮闘して、会社を(社員の力も借りて)立ち直らせる姿には感動も多かったです。

何より(宇宙科学開発機構の元研究員だったこともあり)“技術力”あっての会社という考え方は是非(営業が食わせてやってる的な)うちの会社の上の方々(偉くなるのは営業畑ばかりなので仕方がないのだが…)にも是非参考にしていただきたいなぁ…。
最初は憎らしくもあった帝国重工の財前部長、佃製作所の技術力に魅せられてからは頼もしい味方(後半のガウディ編は途中まで萎縮しちゃってましたが)Goodです(=吉川晃司)。竹内涼真(=仮面ライダードライブ)や、裏切り役ではあったけど高橋光臣(=ボウケンレッド)もガウディ編では結構な活躍でした。ただ、佐野岳(仮面ライダー鎧武)だけはチョイ役に終わっちゃったのが残念でした。(個人的評価:5)
『おかしの家』(毎週水曜23:53 - 0:23 TBS系)…TBSの新設ドラマ枠のシリーズ第1作ということで期待して観ましたが、深夜ドラマ&30分枠という“なり”の作品だった感じでした。まぁ、昭和テイストたっぷりの駄菓子屋“さくらや”を舞台に、経営的にはとっくに潰すべきことはわかっていても、太郎(主役)がそれを守ろうと奮闘する(という割には裏で友人と語っているシーンばかり目立ちましたが…)、そんな展開です。
まぁ、結局その“さくらや”も潰すことになったわけですが…。主役を演じたオダギリジョー(=元仮面ライダークウガ)も演技は悪くないものの、魅力がイマイチなのはライダーオーラを消してるからなのかな(おいおい)。
