主人公・音(演:有村架純)と錬(演:高良健吾)という、相思相愛なのになかなかくっつかない(いや、正しくはくっつ“け”ない…)のが何とももどかしかった…。音のことを想いわざわざ北海道まで会いに来てくれた錬に対して、あの音のらしからぬ冷たい態度は(複雑な心境ではあったものの)どうかと思ったし、かといって、それを押し通す気もないわけで…。まぁ、二人が結ばれてとりあえず救われたと思うべきかもしれませんね。

引越屋をやめて福島に帰ってから5年後の第3章冒頭話=“ダーク”錬でしたが、あっという間に元のいいヤツにもどっちゃったのはちょっと拍子抜けだったかな(まぁ、長いよりは良いけど…)。ここも錬の性格考えたらいくらお金のためでもこんな仕事は向いていないことは明らかだったよなぁ…。(個人的評価:3)
『悪党たちは千里を走る』(毎週水曜23:53〜0:23 TBS系)…『テッペン! 水ドラ!!』の2作品目ですが、『おかしの家』に引き続き「所詮、深夜枠だなぁ」とか思ってしまった。“ユーモラスサスペンス”とのことですが、主演のムロツヨシが熱い(やかましい?)だけで(泣けも…はそもそも期待してなかったけど)笑えもしなかった…。
自己中心的で偏った価値観を持ち、決して他人を受け入れようとしない高杉篤郎が、天才犯罪者の指示されて誘拐事件に巻き込まれる。ただ、そこでの指示は1億円のはずなのに5億要求しちゃったら、もう引くに引けない…いや、価格交渉で値引いちゃってましたけど…。

『マネーの天使 〜あなたのお金、取り戻します!〜』(毎週木曜23:59〜0:54 日テレ系)…様々な金銭に悩む人たちのトラブルを毎度苦戦しながらも“無料”で解決していく物語。ただ、解決するのは、主人公・竹内茂(演:小籔千豊)でも、無料相談に応じるメキシコ料理店「アンヘラ」の店長・栗原理佐(演:片瀬那奈)でもなく、アルバイト学生・菅原円(演:葵わかな)が中心(こっちが主人公ではないかと疑ってしまう?

永瀬匡=仮面ライダービースト(by ウィザードの2号ライダー)が弁護士・殿村(演:竹中直人…も現仮面ライダー=ゴーストにレギュラー出演中ですが)の腰巾着役で、レギュラー出演ではあるものの、ほぼ活躍の場もなかったのは寂しいところ…ただ、最終回だけは彼なりの正義を示してくれました!(個人的評価:4)