

まぁ、この時期に金曜ロードショーにて番宣兼ねて1コ前の映画を放送してくれるので、急いで観るほどのファンでない私としては、これくらいで十分なわけでして…。

『時計じかけの摩天楼』は過去にも目にした気もしつつ、はっきりした記憶もなかったのでこちらも録画してみましたが、アニメ映像も発展著しいですね。何とも古っぽさ(昔のアニメ感)がにじみ出ちゃってました…。

宝石泥棒が専門のはずの怪盗キッドが、ゴッホの絵画“ひまわり”を狙う…と来たら、いつもとは違う理由ということは明確なわけでして…。そして、飛行機爆破の地点で、その犯人がキッドでないことも明確なわけで…って、制作側もそこは完全に匂わせてくれちゃってましたけどね。あとはもう真犯人が誰なのか、そして、キッドの目的は何かが注目点になったわけでして…あっ、何気に蘭ちゃんの蹴りが絵画を救うのも注目点だったり…。

それにしても、キッド&コナン&(気を失った)蘭の絶体絶命のピンチ。蘭のことはキッドに任せたのに「らん、らぁ〜ん」の連呼が必要以上に多かったよなぁ…。恋人のことより、まずは自分の命のことを普通なら心配すると思うんですけどね…。

で、見ていて気にせずにはいられなかったのが、絵画鑑定士・宮台なつみを演じたゲスト声優・榮倉奈々のダメダメ声優ぶり。女優としては悪くないと思うのですが、声優としてはかなりのイメージダウン。正直、(毎年劇場版恒例の)公募の小学生達と大差なかったよなぁ…。

いずれにしても、キッドファンは今回の活躍ぶりは嬉しかったでしょうね。おっちゃんが麻酔で眠るって謎を解くいつもの“眠りの小五郎”バージョンが好きな方は、今回は残念ながら眠りはお預けですので…(?)。
