2016年06月15日

ドラマイブーム2016.4〜6月編<その2>

OUR HOUSE』(毎週日曜21:00〜21:54 フジ系)…フジの新枠です。あえて、TBSと被る枠を選んだんでしょうが(勇気は買うけど)、結果は惨敗でしたね…。それでも、個人的には結構楽しませてもらいましたよ、“泡家”(?)。 主人公・桜子を演じた芦田愛菜の演技(マシンガントーク)は「さすが」でした。加藤清史郎やら肉じゃがこと(?)寺田心といった、かつて&今の名子役が家族してましたね。

桜子の担任の「無理だから」ティーチャー・鏡(演:犬飼貴丈)は、先生として成長するサブ話とかも盛り込まれるかと(勝手に)想像してましたが、完全にネタ側(最後までダメダメ)でした(これぞ“ゆとり”?)。後は、元引きこもり(→一時は恋人へ)の須磨省吾(演:濱田龍臣…も大きくなったなぁ…というか、なり過ぎ)との別れ(=引っ越し)は何ともスッキリしない幕切れでした。これは桜子の失恋を描きたかったのかな?(個人的評価:4)

ラヴソング』(毎週月曜21:00〜21:54 フジ系)…元ミュージシャンで臨床心理士の主人公・神代広平(演:福山雅治)と、吃音症で人付き合いに苦労しながらも歌にかけては人が変わる佐野さくら(演:藤原さくら)の二回り近く離れた年の差コイバナ(?)が描かれてます。私の年齢に近い広平と娘の年齢に近いさくら…う〜ん、この地点で「あり得ない」よなぁ…。

もちろん、三角関係(いや、もっと複雑…なのはいかにも月9?)もありました。それが、さくらの幼馴染で彼女に想いを寄せている天野空一。その空一を演じたのが、仮面ライダーWの片割れ=フィリップの菅田将暉で、こちらはなかなかの名演でした。まぁ、いわゆる“おバカ”キャラではあったけど…熱かったので許しましょう(?)。

それにしても、最終回はどうにも中途半端でした。何しろ、さくらの喉の手術で歌えるようになる可能性は「10%もない」はずなのに、術後の経過とかは一切なく、いきなり2年後の元気に歌ってる姿…。しかも、さくらの居場所を突き止めて、歌っている(&空一が一緒な)姿みたら、恋心は封印ですかぁ…最後まで白黒つけないのはどうなんですかね?(個人的評価:3)

重版出来!』(毎週火曜22:00〜22:54 TBS系)…視聴率は低かったものの、個人的には今シーズンのドラマの中で最も気に入った作品です。 主人公の元気ハツラツ新人編集者・黒沢心を演じた黒木華の(顔は置いておき)演技&表情がNiceでした。こんな編集だったら漫画家も(力はなくても)「担当に恵まれた」といつかは感謝することでしょう!あっ、既に中田伯は感謝しちゃってるね!

バイブス副編集長・五百旗頭敬を演じた元仮面ライダークウガのオダギリジョー。仕事ができて、人も良く、部下に慕われる上司という美味しい役所を見事に演じているのはさすがです。理性的なはずの五百旗頭が熱くなった(走った)彼がメインの話(ラス前)は感動でした…あっ、もちろん最終話の「狙ってたんです」もカッコ良しです!(個人的評価:5)
posted by chachu at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ(特撮以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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