9係の刑事の一人である村瀬健吾を演じる津田寛治は、元仮面ライダー龍騎「OREジャーナル」の編集長、ついでに元侍戦隊シンケンジャーではレッドの父役だったりもします。まぁ、今回も相変わらず青柳と喧嘩したり、パートナーの紅一点・小宮山とは何の進展もない、いわゆる残念な役所ですが、今後もそういう立ち位置で良いんじゃないかと…。

『世界一難しい恋』(毎週水曜22:00〜23:00 日テレ系)…いさなみすやお&いさなみしほなんて、見ているコッチが恥ずかしくなるような純愛ドラマ(コメディだけど…)でした。やり手社長だけど恋愛はてんでダメな主人公・鮫島零治を演じた嵐の大野君、この役、ハマり役だったんじゃないかな? 恋人役の波瑠も、秘書役の小池栄子もGoodでした。

付き合いはじめたのが結構早い回だったので、一波乱あることは予想していたけど、まさか「クビだ!」なんて、さすがに「あり得ない」(公私混同も甚だしい)と、見ている方としては一瞬冷めかけたけど、再度結ばれるまでの過程がいかにも二人らしくて良かったです!
新入社員・堀まひろを演じたのが清水富美加(仮面ライダーフォーゼのヒロイン・城島ユウキ役)。やり手の部長・白浜に想いを寄せていたものの、あくまでも一方通行…とか思ったら、最後にどんでん返し…まぁ、そこの行方は正直眼中になかったんだけどね。

『グッドパートナー 無敵の弁護士』(毎週木曜21:00〜21:54 テレ朝系)…別れたはずの夫婦が同じ職場にいること自体、普通じゃ考えられないよなぁ…。年中痴話喧嘩(?)して、思わず「パパ」「ママ」とか言葉に出ちゃうのも現実的ではなかったしなぁ…。一人娘がいるからこそだろうけど、この設定が(最終回でその謎?は明かされるものの)個人的には“違和感”だった…。うん、あの程度で修復可能なら簡単に離婚なんてしないでいただきたいなぁ…。
ただ、二人のライバル弁護士が共に知恵を振り絞って勝訴する物語はおもしろかったです。主人公・咲坂健人(演:竹野内豊)がバッジを外して、「では、弁護士としてではなくひとりの人間として…」と熱く語っているシーンは心地良かった。コッチの方(って、比較対象はあえて書かないけど…)が、不可能を可能にしている感強かったんじゃないかと…?。続編があるかはわからんけど、今後のライバルとしての戦いも「見てみたいかも!」です。(個人的評価:4)