
刑事事件の裁判有罪率は99.9%で、残された0.1%の可能性にこだわって事実を追求する…とのことですが、これだと0.1%の価値が随分と薄れちゃうよなぁ…(「ドラマにしても、どんだけ冤罪作ろうとしてるんだ」とツッコみたくなる人も多いのでは?

『ゆとりですがなにか』(毎週日曜22:30〜23:25 日テレ系)…1987年生まれのゆとり第一世代達。何かにつけて「ゆとりは〜」とか上司・先輩に言われるものの、「ゆとり側にはゆとり側の言い分があるんだぁ!」というのに気付かされる…そんなゆとり目線で描かれる斬新な物語でした。まぁ、キラキラネームの“まりぶ”(演:柳楽優弥)は破天荒でゆとりっぽくなかったけど必要不可欠な存在でしたね…。
主人公の“まーちん”(演:岡田将生)も色々悩みはつきなかったけど、最後は幸せになれて良かったね。後輩・山岸はクズ人間だったよなぁ…(後半はネタ方面でしたが…)。普通ならとっくにクビだと思うけど、まぁ、ドラマですから、物語を盛り上げるスパイスとしては有効だったんじゃないかな?
そして、ゆとり3人衆の残りの一人・小学校教師“やまじー”を演じた松坂桃李は元シンケンレッド。童Tであることがバレまくっているのが笑えました(父兄にまで知れちゃってるのはさすがに気の毒だったけど…


『毒島ゆり子のせきらら日記』(毎週木曜0:10〜0:40 TBS系)…主人公・毒島ゆり子(演:前田敦子)は二股(=保険)をかけずには男とは付き合えない…そんな考え方こそ男の敵だよなぁ…。まぁ、男達もそのことを伝えられた上で付き合っているんだから、男側にも問題はあるんだが…「いつか俺だけを…」とか勝手にうぬぼれるんだろうなぁ…。
まぁ、目指すものが“深夜の昼ドラ”ということで、「二股はかけても不倫はしない」をモットーにしていたにもかかわらず、結局本人予期せず不倫になっちゃったわけですけど…。その相手=小津翔太(演:新井浩文)に騙されて痛い目に合わされたわけですが、これも(“気の毒”ではなく)、自業自得。最後は変わったのかもしれないけど、逆にウザくなっただけな気も…。(個人的評価:2)