
牙狼10周年を記念した、歴代作品に登場したさまざまなキャラクターがオムニバス形式で描かれていくオールスター作品。魔界騎士(特に女性)が中心となった各話の主人公。一番の注目は初代ガロの冴島鋼牙役である小西遼生(旧芸名(本名):小西 大樹)が登場するかどうか…というのは私に限らず、多くの(“にわか”ではない)ガロファンがそうだったんじゃないかと思います。
祝10周年のオフィシャルブック“牙狼ぴあ”の最初のインタビューにも登場して、「僕もいずれはまた『牙狼』の世界に帰ってこられれば…と思っています。それまで「信じて待ってろ!」」といった力強いコメントも寄せており、期待は高まっていましたが、その期待は裏切られることなく、最終回(12話)にて、見事な復活を果たしてくれました。うん、満足です!

そして、そこでも「必ず戻る」と(気絶している烈火に向けて)残していきましたが、これは視聴者へのメッセージだったようにも取れました。ただ、さすがに小西氏も老けましたね…。もう主役ヒーローが務まる年齢からは卒業なのかもしれませんね(?)。それでも、今回のように一瞬で倒しちゃう強さがあれば、困った時のピンチヒッター(ゲスト出演)としては十分いけるんじゃないかと…(役得?)。
それにしても、烈火(演:松山メアリ)は最初と中(8話前半)とラストに登場する活躍ぶり(ついでにエンディングで“魔戒歌劇団”で歌ってたし)。登場するのは当然にしても、ここまで彼女にスポットを当てる理由は正直わからなかった。リアン(演:南里美希)との時空を超えた共演はいかにも最終回らしかったけどね。
ソリが合わずに戦いを始めるのはよくあるパターンにしても、その理由が上下関係を決めるためというのは正直どうでも良い戦いでした。視聴者から女魔戒法師No.1決定戦を希望する声でも寄せられたんですかね?


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