


こちらは、いよいよ一週間後=7月23日(土)に公開が迫った映画『ONE PIECE FILM GOLD』の前日譚となるストーリーです。世界を買い取れるほどの価値があるとされる謎の秘宝“ピュアゴールド”を巡った作品で、親子の絆が描かれる…ってな展開。いやぁ、最近ゴールドと名が付くだけで、つい(自分の所属する合唱団の)Big Goldがつい脳裏をかすめてしまう…う〜ん、病んじゃってますなぁ…。

それはさておき、このお宝=ピュア・ゴールド(って、日本語にすると単に純金な気もするけど…)を狙うのが史上最凶のトレジャーハンターとして名高いマッド・トレジャー。そして、このお宝のGet方法を知る少女(と見せかけて実際はオババだったりする…って、HUNTER×HUNTERが私の頭をよぎった)・オルガ。もちろん、麦わらの一味はこの争いに巻き込まれるわけでして…。
そんな中、ルフィが出会うのが、てっきり死んだと思っていたオルガの父親・アシエ。200年の時を経て、姿は別人(って、単に超デブっただけではあるんだけど…)となったおかげでにらめっこが強い?ピュア・ゴールドを作った張本人で、オルガは父親のことを憎んでいたのだが、その誤解が晴れて、親子感動の再会となったわけでして…。
この時間およびこの尺だっただけに、通常TV放送版のオリジナル(まぁ、原作に追いつかせないための策でもあるんだろうけど…終わるとつい「やっと原作の話に戻るのかぁ」とかホッとしてしまう)に比べてクォリティが高く、話もなかなか良くできていたという印象。ただ、感動はそんなでもなかったよなぁ…。

こういうSPや映画では定番なんでしょうか?オリジナルキャラを俳優陣が(声優として)登場するため、どうしてもそこに“違和感”が生じてしまう…まぁ、視聴率を得るための話題ということなんだろうけど、純粋にアニメを楽しみたい人には文句言いたくなる気持ちはわかるなぁ…。ただ、そんな中、マッド・トレジャー役を務めた小栗旬は聞いていて全く違和感なく、悪役を演じておりました!
