
私の所属する合唱団VVはモデル合唱団として参加しました。というか、一応聴講スペースこそあったものの、脇に席が辛うじて設けられている状態。まぁ、私立とはいえ、学校の音楽室なんてそんなものなんでしょうけど、それもあってか視聴する人は出演者がいいとこでした…。

この日講師として招いたのが、吉田稔先生。コンクール全国大会でお馴染みの愛知高校の指揮者で、Oさん曰く「一度指導を受けてみたかった、注目の先生!」とのことでした。もちろん、外部講師にお世話になる機会はほぼ県連の講習会だけなVVとしては、言うまでもなく初めて教わる先生になります(おそらく団員全員が)。
講習会の際には自身を“若い”とやたらアピールされてましたが(我々を年配者として丁寧に接してくれたのは「ありがたい」と考えるべきなのかな?)、VVには20代が3人もいますので、若い人達がちょっと気の毒にも思えた…。まぁ、彼らも「自分は別」とか思ってるかもしれないけどね…。

曲はChris Artley『Agnus Dei』。午前中に聴講した人の情報によれば、「最初の方だけでほとんど終わってしまうかも」とは聞いてましたが、その予想はほぼ的中。Sop先行で始まるこの曲で、“Agnus”という一つの単語にこの練習の大半が使われたと言っても過言ではないだろう。う〜ん、ぶっちゃけ“暇”でした

そんな中、<タイトル>にも書いてますが、息の使い方と発声の統一という点が最も伝えたかった点だったかと思われます。まぁ、発声に関しては自覚できてます…。外部講師を呼ぼうとは何年も前から話には出ているんですが、なかなか実行されてないんだよなぁ…。
そして、この曲のテンポ。♩=45 というテンポは、言うまでもなくゆっくりなテンポなんですが、今まではそれに対してかなり速めのテンポでやってました。そんなわけで、しばらくメトロノームを鳴らしながらの実テンポにて歌って、先生もようやくこの少人数では実テンポは厳しいということを理解していただけたようです…。


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