1990〜96年に週刊少年サンデーにて連載されていた作品が、「連載開始から四半世紀もの月日が経過して何故?」とか思う人も多いかと思いますが、こちらは『ジョジョの奇妙な冒険』とかと一緒なのではないかと思います(映像技術のクォリティアップにより「今なら出来る」と判断した…って、あくまでも予想ですけど…

少年漫画の王道を突き進んだ作品だったと思いますが、個人的感想としては「ちょっと風呂敷広げ過ぎちゃったかなぁ」と思ってしまった…。だって、ラスボス=白面の者があまりにも強過ぎてしばらく暗黒状態。何度となく諦めてかけてるんだけど、物語的には負けるはずもないだけに(いや、それは言っちゃいけないことかもしれないけど

まぁ、うしお&とらが一つになった時(注:合体するわけではありません)、各人(一人と一匹?)の持つ何倍もの力を発揮。さらにはうしおによって救われた人達がうしおを精神的に支えて、まさに皆でつかんだ勝利ってな展開…。この大団円は王道好きな人はしびれたかもしれませんね…サンデーよりもジャンプ向きだったかもしれないけど…。
そもそも娘が録画予約をして見始めたこの作品。私は(半分惰性ではあるものの)全39話を網羅しましたが、娘は前半で断念しちゃってました…。個人的にも第1クールが一番おもしろかったです…。
とはいえ、“獣の槍”がどのようにして生まれたのか?とか、(実は元々人間だった)“とら”がどうして妖怪になってしまったのかなどの過去を知ることができたのは、途中で挫折することなく見続けたおかげですので、その点は良かったです。
