

で、浜松に戻ってきた19日に(ウルトラセールの終了した)ブック○フにて見つけたのが、島本和彦『アオイホノオ』の15巻。発売は3ヶ月前=5月。金額は360円。「2割引きだったら」と珠算初段の私はつい計算してしまう…(まぁ、暗算力は年齢と共におとろえているますが…)。どっちみちゲッサンで全部読んでいるので急いでGetしたいわけではないものの、ウルトラセールが戻ってくるはずもないので、ここでGetしておきました。
表紙を見て、バイクに2人乗りの人を見て「誰?」とか思ったけど、後ろで倒れている担当編集者・三上氏を見て、「おぉ、あのシーンか!」と思い出しました。絶対に目を離してはいけない漫画家(というのはもちろんこの作品読んで初めて知ったんですが)新谷かおる氏に対して、三上氏が目を離してしまった一瞬の出来事でした。いやぁ、三上氏も気の毒ですが、(おかげで後回しにされる)焔くんも気の毒だよなぁ…。
裏表紙には松本伊代の『センチメンタル・ジャーニー』のレコードジャケット…う〜ん、懐かしい。もちろん、本編でも焔君がポスター目当てにレコード買ってるシーンが登場します。歌が聞きたかったので買ったわけではないという点に納得しちゃったりして(おいおい

この巻で焔君も増刊少年サンデーにていよいよプロデビューとなります。それと並列して、ガイナックスメンバーの一人である山賀博之が東京へ進出!とはいえ、彼は庵野&赤井の金魚の糞なわけでして…。まぁ、そのことをわかっている彼だけに「何もできません」と全く動じることなく語ってしまう姿に笑わずにはいられないわけでして…。
それにしても、(漫画には関係ないけど)現在は『シンゴジラ』の総監督・脚本を務め、ついに特撮界でもその名を轟かせた庵野秀明氏に焔くん(いや、普通に島本氏と書くべきかな)は、思わず「庵野やめろ!俺より面白いものつくるんじゃねぇ!!」などと絶叫しているとか…。この作品を読んでいる人にはこの“絶叫”は身近な声として響いてくることでしょう(?)。
