予定を見ると招待演奏(=昨年および一昨年に芸術祭賞=1位をとった団体の演奏)や閉会式を含めても16:30終了。昨年と比較してかなり団体数が減ってしまったとか…(2/3くらいに減少したようで…)。

とはいえ、大枚をはたいて反響版を作り替えたらしい(閉会式の時にそんな話を初めて耳にした)。言われてみれば、今までよりも歌い手の声は聞こえるようになったかもしれない。まぁ、デッドなホールとして浸透してしまった故、イメージチェンジを図るには更なる改造計画が必要かもしれません…。

VVが演奏したのは、(散々書いていますが)モンテヴェルディ作曲『Lamento d'Arianna』と『Io mi son giovinetta』の2曲。10月地点では、『Ah! Dolente partina』を計画したものの断念(詳細はこちら)して、急遽(というほど急でもないけど…結果的には4〜5回くらいは練習したと思います)『Io mi son giovinetta』をそこ(=市民合唱祭終了後、本格始動)から練習してきたわけでして…。ただ、私的には当初からこっちの方が芸術祭向けとは思ってました(こっちを推した一人でした)。
まぁ、響かないホールだと声が届いていない地点で審査員から良い評価を得ることはない故、p中心の曲よりもfをガッツリ聞かせる曲の方がBetter(もちろんどんなホールでもpを聞かせられる団体になれれば理想なんだけど…)というのがこのステージの最大の攻略法ではないかと感じている私。というか、そもそもコンクールという意識でこのイベントに参加している団体がどんだけあるのか…VVも順位はおまけ程度にしか感じていないのがほとんどでしょうけど…。
いずれにしても、この日は個人的には歌い切った感はありました。粗を探せばいくらでも出てくるけど、まぁ、それもいつものことだし…。

2年ほど賞漏れ状態でしたので、この結果にはちょっとビックリして何も反応できなかった(というか、結果聞いて歓声あげる団体はほぼ皆無なので、声出したら返って浮いちゃうんだけど…


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