

そんなわけで(?)イブニングで連載している原作:恵本裕子 脚色・構成・作画:小林まこと『女子柔道部物語』の単行本1巻が12月22日に登場。翌日に早速Getしました。小林まこと作品だけは古本までは待ってられませんからね。
このタイトル見たら、同じ作者の柔道部員のバイブル?『柔道部物語』を思い出さずにはいられないわけでして…。そうかぁ、あれから25年ですかぁ…。そうだよなぁ、これ読んでた時は学生だったもんなぁ…。

ちなみに、原作者の恵本裕子氏ですが、知る人ぞ知る女子柔道がオリンピックの正式種目となって日本人初の金メダリストです(1996年のこと)。作者のプロフィールによれば「2015年〜小林まことのご近所付き合いをきっかけに、初の漫画原作に挑戦」とのことで…。てっきり自伝か何か出していてそれを小林まことがコミカライズしたのかと思ってました。
一方、小林まことのプロフィール欄。「2014年『劇画・長谷川伸シリーズ』を最後に、現役引退を表明」して「2015年〜金メダリスト恵本裕子とのご近所付き合いをきっかけに“現役復帰”」したとのこと。「引退なんて聞いてない」とは思いつつ、この程度の決断なら“こっそり表明”だったことに感謝しようかと…。

主人公はあくまでも神楽えもですがもちろん恵本裕子がモデルとなっております。舞台は真っ白な雪景色の北海道・旭川市。カムイ南高校へ通うどこにでもいるちょっと元気な女子高生(1年)が主人公。様々な部活に入部するも長続きせず…。ひょんなことから友人より柔道部に勧誘される。
何と5日後には新人戦がある中、おだてられて調子にのってつい入部をしてしまう…。その相手は(小学校から6年も柔道を続ける)言うまでもなく黒帯の旭竜高校・鶴田絵美子。もちろん、そんな相手にかなうはずもなく一方的な試合が展開される中、おでこが光る?…ってなところで1巻は終了しております。
入部の仕方とか、最初から強敵相手の中さっさと一本取られない試合展開とか、おでこが光る(≒おちょぼ口?)とか、思わず『柔道部物語』を思い出さずにはいられなかったです!この続きは半年後までお預けですかぁ、イブニング立ち読みするだろうなぁ…えっ、だったら買え?
