2017年01月16日

“息”の芸術

昨日はアクトシティ浜松 大ホールリハーサル室にて合唱講習会(正式名称は“平成28年度浜松市アクトシティ音楽院コミュニティコース 合唱セミナー”…らしい)でした。講師は相澤直人先生。過去(VVとしてはユーミンアカペラシリーズを練習していた頃)には合唱祭の講師として講評していただいたこともありましたが、教えてもらうのは今回が初めてになります。

今回は2部構成。午前中(10:00〜12:00)の第1部では“ワークショップ”として「合唱の基礎を学ぼう!〜相澤先生の代表作《ぜんぶ:混声版》を題材にして〜」というこの講習会においては今までにない試みだったんじゃないでしょうか?この『ぜんぶ』という曲。作詞のさくらももこが清水出身だからとかは個人的には関係なく、以前から歌ってみたい曲でした。

ただ、ワークショップ的には2時間では相澤氏にとっては短かったと思われ、最初から休憩は一切入れない(ので、トイレ休憩等は必要に応じて“各自”で)ことを宣言しており、できてもできなくても最後に“通す”ことで締めるのが一般的だと思われる中、一度も通すことはなく終了しちゃいました。そこは唯一残念だったところかな…。

教え方としては非常にわかりやすかったです。食べ物中心時々ドラえもん?を例にとっておもしろおかしく、時には(中高生の???な反応もあって)自分自身でも何を言いたかったのかわからなくなったりなんてこともあったり…。いや、そこはわかりやすかったこととは別の話だぁ

話の中の一番はやっぱり“音色座標”でしょうね。声楽は“声”の芸術であるのに対し、合唱は“”の芸術であることを、座標系を用いることで詳細に説明を加えていく…何とも理系的な発想(音大出身ではあるものの…)で、個人的には好感が持てました。

そして、第2部の合唱ワンポイントレッスン(13:15〜17:00)。6つのモデル合唱団(中学、高校、一般各2団体ずつ)を各30分ずつ診てもらいました。その一つとしてVVも入っていました。聴講も含めて、午前中に教えてもらった内容を改めて復習している点も多く、まさに♪大切なことはぜんぶここにある ってな感じでしょうね。

ちなみに、VVが歌ったのは千原英喜おらしょ』第U楽章。個人的予測としては「最初のページで半分(=15分)は使っちゃうだろうなぁ」なんて思ってましたが、蓋をあけてみると…「あぁ、やっぱりね」ってな感じでしょうか? まぁ、それでも思っていたよりは歌わせてもらった感じかな。

練習番号2のBass先行のぐるりよおざ部に関しては「(他パートも)Bassをコピって!」とお褒めいただき、嬉しかったです。こうして外部講師から褒められるのは自信になります!それと、最初だけで投げ出さず(?)延長しつつもとりあえず最後まで指導いただいたことにも感謝です!
posted by chachu at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 合唱のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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