2017年05月08日

ラストヒバナ

お笑い芸人のピース・又吉による小説『火花』。芥川賞まで受賞してベストセラーとなった作品ですが、小説読むことのない私としては特に興味をそそられることはなかった。 ただ、ドラマ化されるとなれば話は別。2月下旬よりNHKにて放送開始となったので、とりあえず(ちょうど民放ドラマがオフシーズンに近づくこともあって)目にしてみることとしました…って、録画予約してですけど…。

実際には、2016年春に有料動画配信のNetflixと吉本興業によって映像化されたものを45分に再編集してNHKが放送したようなので、ファンだったら一年前に目にしているかもしれないけど、いずれにしても4月30日の放送にて最終話(全10話)となりました。

現在日テレ系で放送中のドラマ『フランケンシュタインの恋』と一部バッティングするので、NHKドラマなら再放送もあるかと思いチェックしてみたが、(上記の通り)そもそもが再放送みたいなもんなので(?)、残念ながらありませんでした…。さすがにここまで見ちゃうと終盤は見逃せなくなってますんで、4月の日曜ドラマが始まってからはリアルタイムと録画に分けて凌ぐこととなりました…。

とは言いつつ、この作品の感想を一言で言うならば、「自分には合わない」作品でした…。 娘にも「(私には)芥川賞よりも直木賞とかの方が合う」なんてアドバイスをいただいたり…(注:娘は嫁に似て読書が好きなのでこの作品も小説で目にしていたようでした…)。

売れない芸人・徳永太歩(演:林遣都)が先輩芸人・神谷才蔵(演:波岡一喜)に出会い、彼に惚れ込んで弟子入りまで志願するわけですが、神谷も(天才肌で奇抜な発想こそ持ってはいるが)売れない芸人なわけでして…まぁ、目にしてすぐに話が暗い(&重い)ことはわかったので、見続けるかは迷ったけど、一度見ちゃうと何だかんだと先が気になって見続けちゃうのは私の悲しい性…。

結局、神谷は売れることもなく、かつ恋人にもフラれ(まぁ、同棲しているだけで恋人として見ていなかったために、家を出されて初めて相手の存在に気付くわけですが)、その一方で徳永のコンビ=スパークスは人気上昇しかけるものの、レギュラー番組出演の話が浮上するもすぐに立ち消えとなって、最終的には解散へと…明るい兆しも見えることなく、ひたすら不幸を見ている感じで切なかったです…。まぁ、知的な作品は自分には向いていないんだろうなぁ…。
posted by chachu at 19:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ(特撮以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック