原作:恵本裕子 脚色・構成・作画:小林まこと『女子柔道部物語』の2巻をようやくGetしました(6/10にゲッサンを買った際)。ちなみに、発売日は5月23日。事前チェックはしていたものの、週末に演奏会があったため、そこで全ての記憶がリセットされてしまいました…。
もちろん(小林まこと作品“だけ”は)新品でGetしてますので“帯付き”。この帯には「早くも累計18万部突破!!大反響!大激震!」なんてあるのですが、『ONE PIECE』の数字とかを目にしちゃってると、「これってが凄いことなの?」と完全に麻痺しちゃってるよなぁ…。
ちなみに、この帯には主人公の神楽えもが「あたしって天才だべか」と自信満々に語っているシーンが…(もちろん、本編にも登場します)。アトランタオリンピック柔道女子61kg級金メダリストの恵本裕子の実話を基にしているとはいえ、ここはおそらく小林まこと流だろうなぁ…。いずれにしても、どこまでが実話なのかを知りたくなっちゃいます…。
あっ、ここからはネタバレ含んでますんで、一応ご注意を! 入部してたった5日というド素人が何と3分以上も戦い続けている。そして、一か八かの大内刈りを仕掛ける…って、まともに覚えた技はこれだけだったんだろうけど…。これが何と技有りとなり、誰も予想していなかった大金星を挙げることとなる…本家『柔道部物語』の三五十五VS樋口戦が頭をよぎりました。
ということで、ド素人な一年生(=61kg以下で、頑丈で、ヒマな子という人数合わせのために誘われた)が61kg級で新人戦優勝(…って、1試合しかしてないけど…)の快挙を果たします。で、それまではどんな部活も長続きしなかったえもが、先生に褒められたことで自分を天才と過信しちゃって、厳しい練習にも弱音をはかない…結構単純かもしれない…。
そして、女子の柔道部が強くなると男子が弱くなるという不吉な噂。その理由は…何となく予想はできていたし、まぁ、予想通りの展開だったんだけど、それでも笑わせてもらいました!三樹小百合(えもの教育係)のような女子ばっかりだったら、弱くはならないかもしれないんだけどね(?)。
2017年06月14日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック