


Wikiによれば、柄本つくしだけでなく、風間陣も主人公のようですが、アニメを見る限り“主人公”という感じはしなかったなぁ…。ちなみに、個人的にはサッカーやってる人=モテる というイメージがあり、少なくとも風間はその典型と言えると思います。その一方、つくしの方は日頃の行動だけでなくサッカーやってる時も格好良さは感じなかった。

なお、私がこのアニメで最も好きなキャラは聖蹟サッカー部キャプテンの水樹。東京ビッグ3の一人と言われているだけあって、確かに格好良しであることは間違いないのだけれど、そんな中で天然ボケをかましてくれるあの言動が好きで、このギャップにかなり笑わせてもらいました。

そんな水樹がこのアニメ(第1期)での最後の試合となった私立京王河原高校戦では試合には出場できず…(前試合で2枚目のイエローカード)。それだけでなく、聖蹟の“3本の矢”の残り二人=大柴と風間も怪我で欠場。そんな重圧があったからか、1年生の新戸部がレッドカードで退場して、10人でプレイしなければならないという大ピンチ。

まぁ、もちろんこんなところで3年生を引退させるわけにはいかず、注目度高いとは決して言えなかったメンバーが脚光を浴びることになります。フリーキックで3得点の快挙の君下、鉄壁な守りを見せた副キャプテン臼井&スーパーセーブ連発のゴールキーパー猪原。さすが強豪だけのことはありますね。

そんな中、セカンドボールを拾う技術が光った&3つのフリーキック全てをもぎ獲った主人公・つくし(それでも本人は満足していないんだけどね)。「一年生で素人がそんなに簡単にレギュラーなんか取れるわけないだろ」とは思いつつも、見ていると「今度こそシュートを決めてくれ〜!」とつい応援したくなっちゃうキャラでした。彼のひた向きさが何とも感動をそそりました。
