2016年12月19日

ドラマイライフ2016.10月〜12月<その4>

Chef〜三ツ星の給食〜』(毎週木曜 22:00〜22:54 フジ系)…初話にて食中毒があった際、何の検査もすることなく濡れ衣を着せられ、三ツ星フランス料理店をクビにされた事件には、(あり得なさに)ガッカリさせられたが、子供達に「“最高に”おいしい!」を言わせるべく、給食作りに全力投球する主人公の姿は見ていて悪くなかった。

まぁ、それを言わせるためにせっかくのチャンスを棒に振っちゃうのは「ドラマだから」としか言いようはないのだが…。それでも回を重ねるごとにおもしろくなっていったのは、主演の天海祐希と次第に打ち解けていった給食のプロ・遠藤憲一の掛け合いがあってこそだろうなぁ…。

なお、小泉孝太郎サンドバックシーンはタッキーのエアギターシーン(by 『せいせいするほど、愛してる』)に通ずる“イタさ”があったと感じたのは私だけでしょうか?中盤以降でその姿がどんどん減っていったのはやっぱり不評だったということなのかな?まぁ、散々な嫌がらせして、「戻ってきて」はあまりにも虫の良過ぎる話ですね。(個人的評価:4)

砂の塔〜知りすぎた隣人』(毎週金曜 22:00〜22:54 TBS系)…タワマンに住みたいと思っている人達を踏みとどませることを目的にしたドラマでしょうか? 上階に住んでいる人の方が上流階級なんだろうが、最上階のボスママには逆らうことすらNGだなんてなぁ…。

正直、どんくさいとしか言いようのない主人公・亜紀にはもちろんのこと、息子を忘れられず盗撮・盗聴を続ける女・弓子にも、さらに都合良く亜紀の前に現れるイケメン体操コーチ・生方にも、家事は妻任せでしかも会社の金に手を出してヤバい仕事に加担したダンナにも、ついでにすぐに迷子になっちゃう娘にも(?)、どれも共感は持てず、注目したのはハーメルン事件の犯人のみだったなぁ…。(個人的評価:2)

IQ246〜華麗なる事件簿〜』(毎週日曜 21:00〜21:54 TBS系)…IQ246と言われても、私のIQ基準は本郷猛のIQ400だからなぁ…。 天才・(シャーロック・ホームズを文字った)法門寺沙羅駆(演:織田裕二)はあれだけ事件を解決に導いているにも関わらず、常に警察に目の敵にされているのはどうなんですかね?

まぁ、あくまでも“暇つぶし”に難事件を解くというのが気に入らないんだろうが、彼の味方(理解者)はあるべきだったかな?まぁ、それをやったら(ワトソン文字りの)和藤奏子(演:土屋太鳳)が本当に不要になっちゃうので、ドラマ上は“やむなし”なのかもしれないけど…。

衝撃ゴウライガン!!のヒロイン・界ヒトミ役だった新川優愛は沙羅駆の妹役を演じました。役どころ=お上品な感じは多少なりとも出てたんじゃないかな?それでも、一番の綺麗どころはIQ300のライバルであり犯罪者のマリアT役を演じた中谷美紀でしたね…。(個人的評価:3)
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2016年12月14日

ドラマイライフ2016.10月〜12月<その3>

キャリア〜掟破りの警察署長〜』(毎週日曜 21:00〜21:54 フジ系)…言うまでもなく現代版遠山の金さん…と言いながら、その元となる時代劇の方はほとんど見たことないんですけどね…。 玉木宏演じる遠山金志郎は現場大好きな警察署長。犯人が「偉いヤツ出せ」に対して、警察手帳かざして「この紋所が目に入らぬか」的に名乗りをあげるのが定番でした(?)。

元アオニンジャー=松本岳が演じた青木忍という金さんに憧れる真面目制服警官(最終回で祝制服卒業!)は、正直チョイ役以外の何モノでもなく、活躍の場は少なかったなぁ…。あっ、それでも最終回は犯人ともみ合いになる一幕もありました。とはいえ、役者として成長したかどうか(特に活舌が良くなったのかどうか)は確認できなかったなぁ…。(個人的評価:3)

レンタル救世主』(毎週日曜 22:30〜23:25 日テレ系)…誰にも言えない悩みを抱える人が気軽に相談できる窓口…それがレンタル救世主。とはいえ、しっかりお金取りますので、気軽には相談できないでしょうね。まぁ、明辺悠五(演:沢村一樹)の同情さえ買っちゃえばこっちのもんという説もありますが…。話としては悪くはなかったけど、あの毎度繰り広げられる“ラップ”には最後まで“違和感”だったなぁ…。

そのラッパー(実際にはラップでのみ言いたいことが言える)・百地零子(演:志田未来)と、コインランドリーでよく会う良き相談相手(後には自宅へと…)でゲイの薫を演じたのが元仮面ライダーマッハの稲葉友。女装していたので最初は誰だか気付きませんでしたが、綺麗な顔立ちなだけにミタゾノのような?ゲテモノ&ゴッツイ感は全くなかったし、女装はさておきなかなかおいしい役どころだったと思います。続編があるようなら次はレンタル救世主として決めポーズしてほしいです。(個人的評価:3)

メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(毎週火曜 21:00〜21:54 フジ系)…今までの火曜10時枠が一時間繰り上がったわけですが、結果論から言うと裏が“逃げ恥”だったこともあって、引っ越しして正解(の割に視聴率は低めでしたが…)だったと思います。

娘が既に死んでいたのは、母親(主人公)・橘志帆(演:吉田羊)の前に常に突発的に現れるシーンや何度となく怪我で搬送されている回想を目にして、予想はついていましたが、それをこっそり探ったり、それを本人含めて暴露したりする新田雪野(演:相武紗季)の行動については、思わず、「田丸先生(演:吉岡里帆)、謝って!(by とばっちり)」と言いたかった…。

女だらけ=7名全員が女性という解析診断部でしたが、色気で押してくる人は誰一人おらず、束になってかかっても大門未知子(by ドクターX)にはかなわなかった…えっ、そんな争いはしていないって?(個人的評価:3)
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2016年12月12日

ドラマイライフ2016.10月〜12月<その2>

地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(毎週水曜 22:00〜23:00 日テレ系)…校閲の仕事自体は確かに地味な仕事なのかもしれないけど、少なくとも主人公“コウエツ”こと河野悦子を演じた石原さとみは言動、身なりなどどこをとっても“地味”ではなかった。まぁ、良くも悪くも石原さとみらしい役どころだったんじゃないかな?

その河野悦子が一目惚れしたのが折原幸人=仮面ライダーW(の片割れ)の菅田将暉。覆面作家・是永是之(注:“これながこれゆき”と読む=決して“ぜえいぜえ”ではありません)でもあり、売れない小説家&(食っていくための)ファッションモデルでもあった。この二人が普通にくっついたら正直おもしろみに欠けると思っていたけど、働く女性ドラマ枠なだけに(?)、恋愛は二の次ということになるのかな?結局恋人未満だったしね。(個人的評価:5)

家政夫のミタゾノ』(毎週金曜 23:15〜0:15 テレ朝系)…もうタイトルからしてコメディ色強そうだったけど、TOKIO松岡女装はGoodでした。あっ、もちろん「似合ってる」とか「惚れちゃう」とかでは間違ってもないんだけどね…。毎度3つ(くらい)の生活お役立ちプチ情報(ドラマ途中でやるので、残り1点は続きをご覧くださいな展開)もあったりとかして、主婦の皆様には勉強にもなったことでしょう。

何故か二人一組で働く(主人公・三田園の)パートナー家政婦の花田えみりを演じた清水富美加(=元仮面ライダーフォーゼのヒロイン)は、明るく優しい性格ではあったけど何よりもドジっ娘っぷりが前面に出ておりました。まぁ、いつもの役どころだったけど、三田園とのやりとりは楽しませてもらいました。で、フミカスのことは良しとして、最終回に関して、妹の死は事実で息子との相撲は偽りだったということなのかな?(個人的評価:4)

THE LAST COP/ラストコップ』(毎週土曜 21:00〜21:54 日テレ系)…好きです、この手のドタバタアクション喜劇。(良い意味で)昭和な香りがたっぷり漂っていました。30年の眠りから覚めた不死身の刑事・京極浩介(演:唐沢寿明)と、彼の行動に翻弄されつつも、お互いを信頼しあうNiceなバディ(注:残念ながら?bodyではなくbuddyです)の望月亮太(演:窪田正孝)の名コンビぶりがGoodでした。

その亮太の同期の若山省吾を演じた竹内涼真は元仮面ライダードライブ。最初は対立する松浦の下の嫌なヤツでしたが、回を追うごとにキモい男(憎めないキャラ)へと転じていきました。うん、変に2枚目ぶらない方が良いです!ついでに、課長(演:宮川一朗太)に熱いお茶をかける姿がお馴染みだったドジっ娘(但し、学生時代には黒歴史を持つよう)の小山内美咲役はアマゾンズのヒロイン(=水澤美月)の武田玲奈でした。

それにしても、生(様々な要所?でのLIVE)ありの最終回はグダグダだったなぁ…まぁ、何でもありなこのドラマらしいといえばそうなんだけど…。(個人的評価:5)
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2016年12月05日

ドラマイライフ2016.10月〜12月<その1>

そろそろ(とっくに?)マイ“ブーム”と語るのはどうかと思うので、ブームはやめて代わりに“ライフ”にしてみました…何しろ、未だ多くのドラマを見続けていますので…。既に3作品が終了してますので、3ヵ月に一度のドラマBlog開幕(?)となります。

とげ 小市民 倉永晴之の逆襲』(毎週土曜 23:40〜0:35 フジ系)…“逆襲”というので、半沢直樹的な展開を予想していたのですが、仕事だけでなくプライベートまで“忍耐”の日々を送る(まぁ、後半は奥さんの理解は得たけど)ドラマで、たらい回しな役所、そして自分ばかりを守ろうとするバカ上司&市長のどうしようもなさばかりが目立っていました。

最終回で大逆転こそ果たすものの、それまでは他部署に喝を入れれば“異動”で自分に返ってくるし、市長の逆襲は失敗に終わるし、仕舞には仕事を辞めさせられるし、踏んだり蹴ったりで、見ていて辛くなる展開は倍速視聴でもしんどかったです…(だったら見なきゃ良いんだけど…)。(個人的評価:2)

黒い十人の女』(毎週木曜 23:59〜0:54 日テレ系)…バカリズム脚本、結構好きです(『素敵な選TAXI』も好きでした)。それにしても、(妻を除いて)9人の女と不倫だなんて、船越英一郎のどこにそんな魅力があるんだろう…って、そもそも現実的にはあり得ないんだけどね。

水野美紀がカフェラテ→あんかけと他の不倫相手に頭からぶっかけられて、次は何をかけられるのかを毎週期待しちゃってましたが、あんかけ以上はなかったのは残念…とか思ってたら、おぼれ死にそうになるほどの最終回カフェラテ×9はすさまじかったです。浮気しまくった結果、殺害を(妻も含めて)企てられるのも自業自得。女の戦いは恐いなぁ…って、不倫ドラマなのにドロドロしてない=笑えるのが新鮮でした。(個人的評価:4)

スニッファー 嗅覚捜査官』(毎週土曜 22:00〜22:44 NHK)…舌(by『神の舌を持つ男』)の次は鼻かよとか、『デカワンコ』を思い出してみたりとか、いずれにせよ“二番煎じ”を思わせた作品。それでも、阿部寛(主役・華岡信一郎役)が“鼻栓”(弾丸っぽい仕立てなのが笑える)を取り出すシーンはいつ見てもインパクト強かったです。逆にパートナー・小向達郎を演じた香川照之は普通の人をやらせておくのはもったいなかったよなぁ…。

超人的な嗅覚を持ち、犯罪現場に残された匂いを嗅ぎ、事件解決に結びつける…そんな物語。鼻を狙われ怪我させられるシーンとかもあったけど、鼻が商売道具じゃ風邪もひけないよなぁ…。恋の匂いまで嗅ぎ分けられても(?)、結果奥さんとはうまくいかなかったんだよなぁ…まぁ、主人公のデリカシーのなさのせいだろうけど…。続編(=2)を匂わせるラストは最近のありがちな“パターン”。まぁ、2やったら見るとは思うけど、個人的にはスッキリ事件解決で終わった方が嬉しかったなぁ…。(個人的評価:4)
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2016年11月13日

似た?

連続ドラマは基本3作品ごとにまとめて記事にしている私。その理由はといえば、終わる時は同じ頃なので、全ての作品語ってたらどんどん記事が滞ってしまうのが一番だろうなぁ(というか、自分が書きたいのはドラマだけじゃないし…)。

民放のドラマは(このシーズンは9月開始の)12月に(9〜10話程度で)終わるのが定番ですが、NHKだけはそうではないわけでして…。そんなわけで、本日語るのは『運命に、似た恋』(毎週金曜 22:00〜22:49 NHK)で、9月23日より放送開始され、2日前=11月11日に最終回を迎えました(全8回)。

ちなみに、この枠の前作品は『水族館ガール』。ここで禁断の(?)NHKドラマに手を出してしまった私。NHKドラマといえば朝ドラ&大河ドラマという勝手なイメージを持っていた私ですが、単なる“食わず嫌い”だったことを知りました。こちらがなかなかおもしろかったので、引き続き次作品も(予告や内容をチェックして)見ることとしました。

金曜の夜といえば、毎週合唱している私。家に帰ると22時ちょっと前…はい、ギリギリです。ほかと同様に録画予約をしておきたいものの、要はこの時間帯は民放と重複しちゃってますんで…。まぁ、NHKの場合は再放送ありますけど、そうするくらいなら民放の方をWEBで見逃し配信しちゃった方が早い…というか、重複時間帯ドラマは極力なくす方向だった“過去”のmy計画は一体どこに行ってしまったんだろう…。

いい加減に本題=中身を語っておきましょうかね。“運命”の恋ではなく“運命に似た”恋ですんで、少年&少女時代に再会を誓った二人=アムロとカスミが30年もの月日を経て、それぞれの運命の人に出会えることは最初から視聴者も期待はしていなかったわけでして…。

とはいえ、45歳のおばさんとなったカスミ(演:原田知世)の前に現れた、超一流デザイナーの男ユーリ(演:斎藤工)を、多くの視聴者は「アムロであってほしい」願望だけはあったんじゃないかと思います…残念ながらやはりアムロではなく…。でも、ユーリにとっては最初から彼女が“運命”の人だったのかもしれません。なかなかの純愛ぶりを見せてもらい、またハッピーエンドで良かったです(まぁ、何もかもがというのは出来過ぎだったけど…)。

ところで、“アムロ”と耳にすると個人的にはどうしてもガンダムのアムロ・レイが頭をよぎるわけでして…。アムロの死が描かれた際に、ふと「アムロ逝きま〜す」と言いたくなってしまったのは…私だけですかね? 涙した方、イメージ崩してごめんなさい!(個人的評価:4)
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2016年11月07日

京都ラブストーリー

福家.jpgAmazonプライムにて、オリジナルドラマ『福家堂本舗-KYOTO LOVE STORY-』の配信が10月19日よりスタートしました。その日に一挙2話(このパターンがプライムの戦略かな?)が配信され、以降毎週水曜日に1話ずつ配信。現在第4話までが配信されており、毎週楽しく視聴しております。

原作は少女漫画遊知やよみ(って、少女漫画は読まないので全く知らなかったけど…)による作品。1995年から2000年まで『ぶ〜け』(集英社)にて連載されていたそうです(単行本全11巻)。なお、原作には“KYOTO LOVE STORY”はありませんので、恋愛色を濃くしてドラマ化したのかと思われます。

京都にある、創業450年の老舗和菓子屋“福家堂本舗”の3姉妹を中心にしたラブストーリー。その主人公となるのが次女・あられ(演:早見あかり)。〜煎餅屋の娘だったら絶対にバカにされてるよなぁ…。 それはさておき、てっきり店を継ぐと思われていた長女・雛(演:佐々木希)の突然の結婚発言により、母・駒子(演:浅野ゆう子)に言い渡されることになる…。

で、店を継ぐためにはその店の和菓子職人(でそれまでは姉の婚約者だった)・健司(演:市原隼人)と結婚することも強いられるわけでして…。これにはじゃじゃ馬娘(?)あられは猛反発。敷かれたレールを歩く人生なんぞ、まっぴらごめんだと母親と大喧嘩し、結果家を飛び出すことに…。

とはいえ、和菓子を誰よりも愛していたのはあられであり、健司に対しても以前より恋心を抱いていたわけでして、健司に「店をつぐのが嫌なのか、それとも俺と結婚するのが嫌なのか?」と問い詰められても、「じゃあ、どっちも!」とかギャグをかます余裕(おいおい)もないわけでして…。

なお、長女雛の突然の結婚発言もどうやらわけありなようでして…。相手はイケメン御曹司で銀行マンの桧山(演:山下健二郎)なのですが、何を隠そう交際0日婚とのこと…。それには、実はお互いに想いながらもお互いがあきらめて想いを伝えることすらしなかった、歌舞伎役者の笑十郎も黙っていられず、婚約後のプロポーズとなったわけでして…。まぁ、後悔したくないという気持ちもわからなくはないけど、こんな後出しジャンケン野郎には個人的には魅力は感じないなぁ…。

ついでに、三女・ハナ(こちらは中学生なので、さすがに跡継ぎ問題にかかわることはないと思われますが)も同じクラスの庵とのピュアな恋愛が待っているわけでして…。さぁ、3種の様々な恋愛を満喫していきましょう(全12話)。
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2016年10月01日

半信半疑なラスト?

Bst.jpgAmazonプライム・ビデオにて視聴していた『ベイビーステップ』も9月末にて最終話(10話)が配信されました。予告とかないので、これで完結とは知らずに、終わりまでみて、「あれっ、これって最終話なのかな?」とようやく気付く(というかそこでも半信半疑)始末(現在は“全10話”と出ましたけどね)。

まぁ、最初から“シーズン1”とあったので、どのみち今後の展開を楽しみにさせるような形で終了するとは予想してましたので、決して悪くないラストだったんですけど、これが最終話であることを事前に告知しておいていただけると、視聴時の心構え(?)も変わってきたかと思うので、その点は不意打ち喰らっちゃった気分です…。う〜ん、ちょっとで良いから次回予告は欲しいなぁ…。

ヒロイン・鷹崎奈津を演じた季葉に関しては演技こそ上手いとは言えなかったものの、それもそのはず。ここは実技(=テニス)と顔の可愛さを優先させたと思われます(?)。テニスしている姿が様にならない人が「プロ目指している」とか言われても説得力に欠けるしね。

で、その奈津=なっちゃんをずっと「鷹崎さん」と呼んできた主人公・エーちゃんこと丸尾栄一郎。そうそう、実際、苗字で読んでいたのを下の名前で呼ぶタイミングって難しいよなぁ…と思わぬ所で共感してしまった(特に異性の場合)。「なっちゃん」と呼んだ時のエーちゃんが妙に恥ずかしそうだったのを見て「うんうん」とか思ってしまった私…。

でも、最終話になる頃には違和感全くなくなってました。最初はテニスの“テ”の字もなかったエーちゃんが、まさかここまでハマって、(準決勝で負けこそしたものの)「テニスをしている時が一番楽しい」と思えるようになったところで最終話は終了。「プロになりたい」とまで口にしたのにはちょっとビックリでしたが、まぁ、そこは“フィクション”だからね…。

単純にエーちゃんだけが成長していく物語だったら、よくありがちなスポーツ漫画なのかもしれないけど、彼のあきらめずプレイする姿から対戦相手も成長していくという展開がGoodでした。あの気合いとパワーで押す荒谷が、エーちゃん相手に冷静になろうと落ち着かせたり、エーちゃんばりに相手を読んで頭使ったりているのは意外な展開でした。

で、シーズン2はいつ配信予定なのかな?仮に一年後とかだとそれまでのおさらいしてくれないと覚えている自信ないからなぁ…その時は最初から“全○話”とかの記載をお願い出来ると嬉しいなぁ…。
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2016年09月26日

ドラマイブーム2016.7〜9月編<その7>

遺産相続弁護士 柿崎真一』(毎週木曜 23:59〜0:54 日テレ系)…三上博史が深夜ドラマ初挑戦…とか聞いても、それで視聴率アップには繋がらなかったかな(演技はなかなかでしたけど…)?まぁ、視聴率は低くても、深夜枠ですんで打ち切りなんて心配もなく全11話放送されました。

弁護士といえば、金持ちなイメージですが、借金に苦しむ、だらしのない、ついでに女ったらしな弁護士だったりします。まぁ、それでも毎話の終盤だけは2枚目路線で締めてくれます!亡くなった被相続人の意思を調査して、相続人に“ラストリクエスト(=事務所名でもある)”を伝えるのが彼の役目でした(って、依頼されたわけじゃないけど…)。(個人的評価:3)

ノンママ白書』(毎週土曜 23:40〜0:35 フジ系)…アラフィフのオバ3=ノンママ達が酒を交わしながら仕事の愚痴やらコイバナやらを語り合う…。結構頻繁に会っている3人組に見えただけに「えっ、そんな重大な話を今まで知らなかったのか?」と思わざるを得なかった(まぁ、視聴者解説兼ねてるんだろうけど…)。

とにかく、毎度ドラマの半分以上がそのオバ3の会話という(深夜枠とはいえ)「製作費使ってません」感満載のドラマ故、それが“マンネリ化”してしまいました…。 ちなみに、オバ3の一人・菊池桃子は(良い意味で)アラフィフには見えなかった(まぁ、昔から童顔だったし、相変わらずの舌足らずなこともあってか?)。ただ、役である不倫女っぽくも見えなかったけど…。不倫はやめることができても、そこに必ず幸福が待っているわけではないのは、ある意味納得な展開でした。

主役の鈴木保奈美は、最後に部下&上司に言いたいこと言って、普通なら会社とおさらばする雰囲気でしたが、これからのために残ったわけでして…。まぁ、社長も交代し、“これから”に期待の持てるラスト…自分の頑張りが運にもつながるという解釈で良いかな?(個人的評価:3)

おまけ 『THE LAST COP episode 0』(土曜日 21:00〜21:54 日テレ系)…本放送は10月からですが、“3週連続ラストコップ祭り”と題して、オリンピック後の空きを埋める役目を果たしました…ついでに、このBlogの空き(とりあえずの3話ずつ)も埋める役目だったりして…。 いや、過去話をからめながら結構楽しめたし、10月からの本放送も楽しみになりました。

〜これにて、今シーズン視聴したドラマの感想は終了。いやぁ、(おまけ含めて)何と20作品も語っちゃいました。同時間に放送されるものはどちらか一つに絞りたいんだけど、うまくいかないんだよなぁ…。
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2016年09月24日

ドラマイブーム2016.7〜9月編<その6>

好きな人がいること』(毎週月曜 21:00〜21:54 フジ系)…まぁ、月9らしい恋愛ドラマでそこそこ楽しみましたが、ツッコミ所は満載。三兄弟と一人の女性が同じ屋根の下に住むこと自体、現実的にはないかなと…。主人公・櫻井美咲を演じた桐谷美玲のわざとらしい演技は狙ってやってるのかな?普通なら間違いなく相手にバレバレじゃないかと…。

優しい長男・千秋(演:三浦翔平)、ドSキャラの次男・夏向(演:山ア賢人)、チャラ男な三男・冬真(演:野村周平)…まぁ、三男だけが蚊帳の外ではあったものの、中盤以降は良い緩和剤になっていたかと…。それにしても、血がつながっていないことをバラさないために大切な店を売ろうとしたのも納得いかない。

結果的にはハッピーエンドだったものの、夏向のそっけない態度って、どうなんだろう?大事な客を前に仕事サボって彼女を追いかけるくらいならもっと手の打ちようはあったと思うけど…。それと、散々嫌がらせしてきた吉田鋼太郎は何がしたかったのか(最後は美咲を手離しちゃいけないという“アドバイス”だった?)。そこが一番のモヤモヤでした。(個人的評価:4)

せいせいするほど、愛してる』(毎週火曜 22:00〜22:54 TBS系)…これを見て「せいせいした」と思っている人はさぞかし少人数ではなかろうか?「この泥棒猫がぁ!」とか「メスブタ!」とか、散々罵られるドロドロ不倫ドラマでしたが、タッキーのエアギターシーンが癒しの場だった…のかな?(男の私には正直ネタタイムとしか感じられなかったけど…)

元ボウケンレッドの高橋光臣が主人公・栗原未亜(演:武井咲)の元カレ役でした。いつまでも過去の恋にピリオドを打てないストーカー野郎からほぼ進展はなく、後半は(最終回こそ登場したものの)ほぼ活躍の場なし…。う〜ん、残念なポジションだったなぁ…。(個人的評価:3)

営業部長 吉良奈津子』(毎週木曜 22:00〜22:54 フジ系)…働くママを主人公とした物語。職場に復帰して命じられた畑違いの“営業部長”。息子のお迎えに間に合わないなんてことはもう常習犯。もちろん、ダンナの理解も必要だとは思うけど、男目線ではさすがにここまでくるとダンナが気の毒に思えてしまう。

ベビーシッターはやめるようお願いしたダンナ(演:原田泰造)に対して、一度も約束を守ることなく、義母にお願いを早々にとりやめ → 同じシッター雇ってと…。これで浮気したら(実際は浮気してない)、ダンナの話なんぞに耳貸すことなく別居…。こんな女性に共感を持つことはできず、むしろ「家にまで部長はいらない」というダンナの声が正論にまで聞こえてくる…。最終的には別居こそ回避したものの、一言でも自分にも非があったことを認めてほしかったなぁ。(個人的評価:3)
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2016年09月20日

ドラマイブーム2016.7〜9月編<その5>

死幣-DEATH CASH-』(毎週木曜 0:10〜0:40 日テレ系)…「金が欲しい」と思えばそこにお金がわんさかと…しかし、それを使ってしまえば、そこには死が待っている…それでも人は“金”には勝てない、あぁ、悲しい…そんな物語(なのか?)。このドラマこそ「そして、誰もいなくなった」というタイトルが似合いそうなんだけどなぁ…(おいおい)。

皆を死幣の呪いから救おうとした主役・南由佳でさえも妹の手術費用のために死幣を手にしてしまう…最後にその呪いは解かれたわけですが、う〜ん、主役(&妹)だけが助かればそれで良いというものでもないよなぁ…。

由佳と同じゼミの先輩で第一話にして死幣ターゲットとなってしまった・三浦智志は元ゴーカイブルー=山田裕貴。以降、ゼミメンバーが毎週入れ替わりで死んでいく中、その残酷死のシーンが毎週のように流れた分、先の方が得をした…のかな?(個人的評価:2)

はじめまして、愛しています。』(毎週木曜 21:00〜21:54 テレ朝系)…特別養子縁組をテーマにした物語で、心を閉ざし言葉を発することができなかった一(はじめ)と梅田夫妻が次第に打ち解けて、真の家族となる、そんな展開。一を演じた子役・横山歩君の演技が光りました!(役上の本名が“ひかり”だけのことはある?

中盤までは妻・美奈(演:小野真千子)が気の毒で見ていられない展開でしたが、一が心を開いて以降の話(実の親から取り戻す、自分の親との和解 etc)からは感動のシーンもありました。まぁ、何もかもがハッピーエンドは出来過ぎなのかもしれないけど、私的にはOK牧場です!(個人的評価:4)

HOPE〜期待ゼロの新入社員〜』(毎週日曜 21:00〜21:54 フジ系)…韓国で大ヒットしたドラマを日本風にアレンジしたようですが、日本ではあまり受け入れてもらえませんでした…日曜TBSと勝負するには私的にも「まだまだ」だったかと…。

主演=Hey!Say!JUMP(いや、私的には“ジャニーズ”で一括りなんだけど…)の中島裕翔氏の演技は(遠藤憲一=上司の御膳立てもあって)ひたむきに努力している新入社員感が伝わってきました。周囲の努力の甲斐なく、正社員にはなれませんでしたが、以降、ラストの展開(上司との再会)は予想通りでした…。

元仮面ライダーキバの瀬戸康史はイメチェン狙ったのかな(今までは癒し系が主)?今回は、エリート新人サラリーマン=桐明真司役でした(但し、途中まで過信野郎で上司には認められず、転職まで考える始末)。仮面ライダー斬鬼の松田賢二は最初は嫌な上司だったけど、香月(演:山本美月)の実力を認めてからは彼女のために自分の上司にまで盾突く姿はカッコ良かったです!(個人的評価:4)
posted by chachu at 17:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ(特撮以外) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする